センター試験の文法の問題
先日、息子がセンター試験を受けてきました。本人は、今はやりのAO入試で入学する大学が決まっているので、切迫した状況ではないんです。
ただただ、センター試験を体験する為に試験を受けたようなものでした。
ちなみにAO入試をご存知ない諸先輩たちには、以下の解説を記載しておきましょう。
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
AO入試
えーおーにゅうし大学の入学試験方法の一つ。学力試験を課さず、高等学校における成績や調査書の審査をもとに、小論文や面接などで入学の可否を判断する選抜制度。AOは入学事務局を意味するアドミッション・オフィスadmissions officeの略である。
さてセンター試験の英語試験ですが、量と内容共に結構大変。
さすが高校卒業レベルです。
特に文法が絡んだ箇所は慣れていないと難しい感じです。
僕などは、中学英語レベルでやってきましたから、「どっちでも通じるじゃん」と思うような問題が文法問題には多くあったように思います。
お喋りであれば良いのでしょうが、やっぱり文書では正しい文法で書くことが求められますよね。
仕事でも、レターを書く機会も無いわけではないし。
レターを書いた後に必ずチェックしてもらうより 正しい英語が書けた方が絶対いいですね。
そんな気持ちで改めて、ザ・ビジネスレター―正しい商用英文手紙の書き方 と言う本をパラパラめくってみました。
確かにレターを書く流儀と言うのがあるんです。
例えば会社名。
かつて相手の会社名に Messrs. をつけてレターを書いていた先輩がいました。
AAA 社だったら、Messrs. AAA などと書いてるので、「カッコいい」なんて思って僕は使ってましたけど、、、
この本によると
Messrs. と会社名
会社名の前にはいかなる敬称も必要としない。かつてイギリスでは、書中宛先と封書書きの会社名または組織名の前にMessrs.(Mr.の複数形)を置くのが普通であったこともあるが、この慣習も今ではほとんどなくなった。
うーんほとんどなくなった例外は僕だったのか、、、、
アメリカでは、会社や組織に対してMessrs. は全く使用されない。従って、アメリカ向けの出状にはMessrs. を決して使用すべきでない。
・・・失礼しました。
レターといえば、昨年末のグリーティングカードの相手にナイトの称号を持つ方がいたので、Mr. でいいのか? あるいは Sir. なんて付けるのか迷いましたが、この本には、
その称号の正しい用法に確信が無い場合には、調べねばならない。また政府の役人に関する場合には、将来面倒が起らないように、正しい用法について当該国の大使館に確認するのが最善である。
と書いておられる。
了解。次から大使館で調べましょう。
文法とは関係ないけど、用語の問題でもこんな間違いよくありますね。
「メーカー」の語源は英語であるが、「メーカー」は和製英語である。もっと言えば「メーカー」は日本語で、英語に翻訳されねばならない。つまり a company, a producer, a manufacturer などと訳すのが正しく、「メーカー」を a maker と直訳するのは誤りである。
すいません、、、間違っておりました。悪いのは僕です、、、何でも白状します。
実は maker だといかにも手作り感があって 違和感あるな~とは感じてはいたんです。
manufacturer が近代産業のメーカーにふさわしいとは思いつつもつい出来心で・・・
今後再発防止に努めます、ハイ。
さて文法ですけど、目的に合わせて学習教材を決める必要がありそうです。
あくまでも、文法は手段でしょうから。
それでは、また次回!
See you next time!
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