中高年からの英会話 スケジュール(1)

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来年の目標

今年も終わりに近づいてきました。
来年こそは、、、と思っているのは、僕だけじゃないですよね。
来年こそは、
「もう少し上手に 英語で自己紹介できるようになりたい、、、
気の利いたジョークなんか織り交ぜて 和やかな雰囲気を出せるようなものにしたい」
なんて僕自身は思っているんです。

あなたの来年の目標はどんな感じですか?

さて目標を掲げたら、次はスケジュールを立案することですね。
特に英語の学習に関しての目標であれば、
「続けるという決意をもつこと」
が非常に大事ですね。

その決意をもとに、
「続けられる仕組みをつくる」
事がとても大事なことだと思います。

続けられる仕組みをつくるには、色々な方法があると思いますが、
それを実行するスケジュールを作成することが、どんな学習方法でも重要ですね。
スケジュールと言えば、時間管理ですね。

時間管理について

あの“7つの習慣 スティーブン・R・コビィー著”(The 7 Habits of Highly Effective People)の中で取り上げられている、時間管理について今回は取り上げてみましょう。
英語版もチェックすれば英語学習にもなるしね。

コビィー博士は、urgent 緊急度とimportant 重要度で、下のグラフの様に4つの領域で人は時間を使っていると定義しています。

Matrix

 

まあ、第Ⅰ領域に当てはまる事、つまり緊急で重要な事に、いつも追い立てられていると僕なんか思いますね。
だけど、重要そうに思えて 実は重要でなかったりすることも多々ありますね、、、僕の場合。
とても緊急で重要な事だと思っていても、実はそうでもないことも多々ありそうです。

コビィー博士は、

There are other people who spend a great deal of time in “urgent, but not important” Quadrant Ⅲ, thinking they’re in Quadrant Ⅰ. They spend most of their time reacting to things that are urgent, assuming they are also important. But the reality is that the urgent of these matters is often based on the priorities and expectations of others.

緊急だが重要ではない第Ⅲ領域の用事を第Ⅰ領域の用事と思い込み、それに多くの時間を費やす人もいる。
緊急だから重要なのだと思い込み、緊急の用事のすべてに反応し、ほとんどの時間を使ってしまうのだ。
だが、それらの用事は自分にとって緊急なのではなく、ほとんどは他者の仕事の優先順位からきているのであり、早く対応してほしいと期待されていることなのである。

  • Quadrant:象限
    assume:見なす、~を前提とする
    priority:優先事項

まーそう言われるとその通りっていう気がしますね。
緊急は緊急だけど、自分にとって本当は重要じゃないって事っすね。

第Ⅰ領域(緊急で重要なこと)の結果

じゃあ、第Ⅰ領域にどっぷり浸かると、以下の状況が待ち構えていると博士は言ってます。

第Ⅰ領域の結果

・Stress(ストレス)
・Burnout(燃え尽き)
・Crisis management(危機管理)
・Always putting out fires(いつも火消に奔走)

  • put out fire:火を消す、消火する

こりゃー燃え尽きちゃうのが僕の近未来じゃないですか、、、
確かに僕も燃え尽きて灰になりかけている気がしてきました。

第Ⅱ領域(緊急ではないが、重要な事)に時間を費やせ

コビィー博士は、第Ⅱ領域(緊急ではないが、重要な事)に時間を費やせと指示しております。
時間を取るためには、他の3つの領域を少なくするようにコントロールする必要があると。

英会話を学ぶ ことは、通常第Ⅱ領域(緊急ではないが、重要な事)ですね。
第Ⅱ領域の時間を取るには、他の領域から時間を割り当てる必要がある訳ですね。
そのためには、頼まれごともNoと断る必要あると博士は言っております。

Noと断る

Noと断る言い方を、コビィー博士の奥さんの友人の断り方を引用し学んでみましょう。

Then she called one of her dear friends to ask if she would serve on her committee. Her friend listened for a long time and then said, “Sandra, that sounds like a wonderful project, a really worthy undertaking. I appreciate so much your inviting me to be a part of it. I feel honored by it. For a number of reasons, I won’t be participating myself, but I want you to know how much I appreciate your invitation.”

それから妻は親友に電話し、この委員会の委員になってくれるように頼んだ。友人はしばらく話を聴いてから言った。「サンドラ、本当に素晴らしいプロジェクトだと思うわ。きっとやりがいがあるでしょうね。声を掛けてくれてうれしいわ。光栄よ。
でもね、いろいろと事情があって、どうしても都合がつかないの。今回は遠慮させていただくわ。でも、あなたが声をかけてくださって、本当にうれしいのよ。ありがとう。」

なかなか上手な断り方じゃないですか、、、
Noと断るのは、日本語でも結構難しいことですよね。
コビィー博士が言うように、勇気を持って、明るくにこやかに、弁解がましくなく「No」と言う練習をしなければなりませんね。

僕もこの英語の言い回しを応用して、第Ⅱ領域の時間を増やして
英会話を学ぶ時間を増やすことにしたいと思います、ハイ。

・・・
あーん!このブログを書いてる最中に女房が僕の事を呼んでます!
すいません。第Ⅰ領域でない気がしますが断れないので、、、今回はこの辺で。

具体的なスケジュールに落とし込むのは、また次回考える事にしましょう。

それではまた次回!
See you next time!







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