英会話学習はアルツハイマー予防
中高年になると、「今更英会話もねぇ」とか「記憶力も衰えてるから 英語なんて」等々のつぶやきが聞こえてきそうだ。
気持ちは非常に理解できる。でもちょっと待ってください。
外国語を話すことは、アルツハイマーの予防にもなるんです。
アメリカ国立医学図書館United States National Library of Medicine (NLM)のサイトhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3033609/
に「アルツハイマーの発症を遅らせる」とのテーマでアルツハイマーとバイリンガルの関係が堂々と記載されているのだ。
記事の中で、109人の外国語を話さない患者と102人の外国語を話す患者の比較を実施した結果が述べられている。
We found that the bilingual patients had been diagnosed 4.3 years later and had reported the onset of symptoms 5.1 years later than the monolingual patients.
「バイリンガルの人は、アルツハイマーと診断されるのが4.3年遅く、発症するのは5.1年遅かった」と言っている。
日本人にとって 英語は構造も単語も全く違う言語だから、簡単には話せるようにならない。
でもきっとそれが、効くんですね。
多分アメリカ人が言語的に近いフランス語やドイツ語を話すより、日本人が英語を話す方が、アルツハイマー予防にもっと効果があるんじゃないか・・・と僕は信じたい。
だから学習を継続して
「まったくネイティブの言ってる事が聞き取れない」
「話をしても、何度も聞き返されてあげくに通じない」
なんて状況に陥っても落ち込むことはないのだ、だってアルツハイマー予防になるんだから。