海外トイレ事情

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海外のトイレ事情

もうすっかり、温水洗浄式便座、いわゆるウォシュレットに慣れてしまった僕ですが、海外のトイレでは、韓国のホテルに装備され始めている位で、まだまだ普及してはいないですね。
トイレということで言えば、日本はまああんまり苦労しないレベルになってきました。
最近は、高速道路のサービスエリアや駅のトイレもウォシュレット付のものだったりしますもんね。

無銭小便と壁なしトイレ

ところが先進国の集まるヨーロッパだって、出先でトイレを探すのが難しい。
やっと見つけたと思ったら、トイレの前に人がいてお金を渡さないと入れなかったりしますね。
以前ドイツの郊外の街に行った時のこと、その駅のトイレはコインを投入して入場できるタイプだったのですが、酔っぱらったお兄ちゃん(当然僕ではありません!ドイツの青年です)が、その改札?に体当たりし、少し隙間が空いたところを入って「無銭小便」をしたあげく、僕に向かって
「こうやって使えばいいんだ!」と叫んだのでした・・・と思います・・・
ドイツ語が分からないので、本当は何と叫んでいたか分かりません。

中国では、何と言っても壁なしトイレですね。
かなり立派なレストランでも以前は壁なしトイレでした。
水洗トイレではあるけれど、便器にはいわゆる「金かくし?」が無く、水を流すための取っ手が上から垂れ下がっているだけでした。
これが先客があると困るんですね。こっちはオシッコするだけに入ったのに、見知らぬオジサンのキバった顔を見なきゃならない羽目になるんです。

インドでは左手でお尻を拭くので、その左手を洗う水壺が置いてあるんですね。
もちろん僕は使った事はありません!
でも最近のインドのホテルでは、洋式のトイレの脇に 「植木に水を撒くときに使う」 様なハンドル?の付いたホースが設置されているんです。
そうです!!!これがインド式ウォシュレットなのですよ。
インドと日本、意外と思いは近いのかも知れませんね。

携帯用おしり洗浄器なる便利ツール

ところで僕はもうすっかりウォシュレットに慣れてしまったので、海外出張では携帯おしり洗浄器 シュピューラー SP170なるものを持参しております。
電池で動く「電動式」の携帯用おしり洗浄器もあるけど、僕は単純な手動式がシンプルで気に入ってます。
今では、海外出張必須品になっています。

さて、前置きがまたまた長くなりましたが、「海外でトイレはどこですか?」と聞く機会もあると思いますが、

Where is the restroom?
Where is the bathroom?

等といえば通じますね。
以前僕が、
Where is the bathroom?
と言ってトイレの場所を聞いた時、隣にいた僕の同僚は、bathroomってお風呂のことじゃないの?と言ってましたが、
Where is the bathroom?
と聞いて、温泉に連れていかれたり、バスタブにお湯がはられた部屋に通されて事は一度もありません。
大丈夫!トイレを教えてくれます。

ところで、トイレは英語でtoiletですが、toiletと聞くと便器を連想させる場合もあるようです。
「日本人が“トイレ”と言っている事に違和感を覚える」 と書かれた、日本に来た外国の人が書いたエッセイを読んだことがあります。
日本人がせっかく婉曲表現で、英語の「トイレ」という言葉を使っているのに残念ですね。
グローバル化の今日だからこそ、僕たちは「お手洗い」という言葉を使うべきかもしれませんね。
なんたって、トイレの後に手を洗うのは万国共通ですからね。

英和辞典にも

wash one’s hand:手を洗う、便所へ行く

とありますから。

 







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