モノローグを反訳トレーニング
僕は、英会話ができるようになろう!
と思い立った時からNHKの英会話の講座を中心に勉強してきました。
今から十数年前の事です。
当時は、まだスマホでNHKラジオ講座が聞けるわけではなく、フツーのAMラジオで放送の時間が来るとスイッチオンして聞いてたんですね。
当然、1回聞くより沢山聞いた方が効率がいい と思った僕は、放送を録音するようになりましたが、それもMDでしたね。
MDに録音して、通勤の際に聞いたりしてましたけど、今はスマホのNHK語学アプリで聞いています。
先日、部屋の掃除をしている時に発見した当時のMDを久しぶりに聞いてみました。
「徹底トレーニング英会話」
と言う講座です。
岩村圭南と言う先生で、当時人気のあった講座だったから覚えている方も多いのではないかと思います。
この先生の講座は話すことに重きを置いているので、英語をしゃべりたいと思っている人には効果的な内容が結構あったように思いますね。
さて久しぶりに聞いてみると、、、、
うーん、、、すっかり内容を忘れていますねぇ
特に
「Let’s Read Out Loud!」
なるモノローグの音読のコーナーに関しては、まったく身についていない自分を発見したのでありました。
先生曰く
英文を1行だけ言って、それで黙ってしまっては、会話を楽しむことはできません。
また、内容のある話をすることもできません。モノローグをくり返し音読して、まとまりのある話をするトレーニングをしましょう。
確かにそうですねぇ
だけど僕の場合、
なぜ昔の内容をすっかり忘れてしまったのか?
を振り返ってみると・・・
多分当時、くり返し音読はしていたのでしょう。
でも、モノローグの中には、自分は話しそうもない話題も沢山あったから、
言いたいことが自分の中にちゃんと備わっていなかった。
単に音読を繰り返していただけだった。
だから身につかなかったのだと思いますね。
そこで、
1、自分が話しそうな内容のモノローグを選ぶ
2、反訳トレーニングの要領で日本語をしっかり自分の腹に落とし込む
ことをしてから音読すればよいのではないか・・という結論に達したのだな。
かろーじて捨て忘れた、1冊の当時のテキストをパラパラめくって自分に共感できるモノローグはないかと探してみたんです。
こんなモノローグはどうでしょう。
反訳トレーニングの流儀で、日本語から引用することにしましたよ!
もう金曜日だなんて信じられる?
時間はどこへ行っちゃったの?
最近、一週間がものすごい速さで過ぎていく感じがする。
たぶんしばらくのんびりする必要があるのね。
休暇のときは時間はもっとゆっくり過ぎるように思えるもの。
Can you believe that it’s already Friday?
Where did the time go?
Lately I feel like the weeks are just whizzing by.
Maybe I need to relax for a while.
Time seems to pass more slowly when you’re on vacation.
- whiz by 猛スピードで行く
共感できるモノローグじゃありませんか?50代以上の方には。
僕には特に、
I need to relax for a while.
ですね。Maybeは外しちゃいましょう。
それじゃもう一つ
その先に交差点があるだろう。
水族館への道はわかってる?
まっすぐ行くんじゃないってことは覚えている。
でも、どっちに曲がるかは忘れてしまったな。
左に行くべきか、それとも、右?
There’s an intersection up ahead.
Do you know the way to the aquarium?
I remember that we’re not supposed to go straight.
But I forget which way to turn.
Should I go left or right?
- intersection 交差点
- aquarium 水族館
こんな会話はありがちですね。
身につけておけば、将来海外で迷子老人になってしまっても、、、
I forget which way to turn.
Should I go left or right?
などとブツブツ言えばいいじゃありませんか?
それではまた次回!
See you next time!