心を動かす話し方
英語のプレゼンが近づいてきました。
前回のプレゼンの前には、カーネギー 心を動かす話し方 を読みました。
あの時はあまり時間が無かったので、プレゼンは飛行機の中で最終的な仕上げをし、この本も飛行機のシートに揺られながら読みました。
今 読み返してみると、とても興味深い部分があったので、その部分を引用してみましょう。
これまで、人前で話をするのを逃げてきたゲント氏が、イギリス首相を招いて演説してもらう際の司会を務めるに至った成功の原因を次のように書いています。
しかし氏がそうしたのは、そうしたかったからであり、なぜそうしたくなったかといえば、それは雄弁な話し手となったときの自己を予見したからだと私は確信します。つまり氏は、自己を未来に投影し、それから逆に、投影された自己の未来像を現実のものとするために努力したのです。あなたも、すべからく氏のやり方にならうべきです。
原書の英文では以下のように書かれています。
But I’m sure he did these things because he wanted to do them, and he wanted to do them because he saw himself as a successful speaker. He projected himself into the future and then worked toward bringing that projection into reality. That is exactly what you must do.
なりたい自分があって、それを実現するために努力することが大切。
つまり、なりたい自分をしっかりproject するのが大切なんでしょうね。
そして、ハーバード大学の高名な心理学教授であるウィリアム・ジェームズ氏の文章を引用して以下のように書いています。
ハーバード大学の高名な心理学教授であるウィリアム・ジェームズは、読んだ人の一生に深甚な得以上を及ぼすかもしれない六つのセンテンスからなる文章を書いています。それは、いわば、勇気という宝をしまったアリババの洞窟の扉を開く〈ひらけ胡麻〉の呪文です。それは、こういうのです。
「ほとんどいかなる分野においても、究極的な力となるのは目的への情熱である。ある結果を求める心が真に切実ならば、求める結果に到達することはほとんど確実である。善人たらんと欲するならば、善人となるであろう。金持ちになりたいと望むなら、金持ちになるであろう。学者たらんと欲するならば、学者になれるだろう。ただ、この場合に必要なのは、目的とすること以外に、これと両立しえない100通りのことを、同じくらい強い意志を持って放棄し、目的とすることだけを真に念願することである」
William James, Harvard’s most distinguished professor of psychology, wrote six sentences that could have a profound effect on your life, six sentences that are the open sesame to Ali Baba’s treasure cave of courage: “In almost any subject, your passion for the subject will save you. If you care enough for a result, you will most certainly attain it. If you wish to be good, you will be good. If you wish to be rich, you will be rich. If you wish to be learned, you will be learned. Only then you must really wish these things and wish them with exclusiveness and not wish one hundred other incompatible things just as strongly.”
英会話を学ぶ際にも、参考になりますね。
原書の題名は、The Quick And Easy Way To Effective Speaking です。
興味のある方はチェックしてみてはいかがですか?
それではまた
See you next time!