数字は英語のリスニングの難関のひとつ
英語のリスニングはどうですか?
「ぜんぜ~ん問題なし!」
「映画・ドラマなんでもOK」
という人もたまにはいるでしょう。
でも皆悩んでいるように思いますね。たとえば、アメリカの4年制の大学を優秀な成績で卒業したTさん。
彼とは数年間一緒に仕事をしました。一緒に海外出張もしました。
2年ほど前に僕の勤めている会社を退職し、彼は今、日系の企業の海外現地法人で働いています。
先日久しぶりに会って食事をしました。
確か彼の直属の上司はネパール出身の人だと聞いていたけど、、、
「最近はフランス人の英語に悩んでいるんです」
「何言ってるか全然わかんないっす」
アメリカ本土やインド・ネパール系の英語も問題ない彼の悩みは、フランス人の上司の英語らしい、、、
悩みは尽きませんね。
まあ彼の「全然わからない」レベルは、僕の「よく聞き取れた」レベル?かも知れないけれど、、、
さて、僕のリスニングの弱点は沢山あるんですが、数字も手ごわいと感じている今日この頃なんです。
リスニングの参考書として定評のある 英語リスニングのお医者さん
でも、
英語のリスニングで最大の難関のひとつが数字の聴き取りです。この難関を乗り越えるためには、数字の読み方のルールを知ることが一番です。
とあります。
大きい数字については、以前「英語での数の数え方」で取り上げました。
今回は、小数を整理したいと思います。
あなたはこの数を英語で言えますか の小数の例文で
誤差はわずか0.01ミリです。
The error is only one-hundredth of a millimeter.
これって、僕は
「誤差はわずか100ミリです」
と聴き取ってしまいそうです。
そして・・・
「えっーと、10ミリが1センチだから10センチかぁ~」
と頭の中で計算しちゃいますね。
「10センチの誤差が小さいのかな~」
・・・
ちが~う!
one-hundredthは0.01なんです。
小数の部分を見てみましょう。
[正式な読み方]
①-まず整数部分を基数として読み、小数点をandで読みます。つぎに小数部分は、全桁を整数とみなして、やはり基数として読み、最後の桁を表わす単語、たとえば hundredths や thousandths (序数にsをつけた複数形)などをつけます。
・・・
まず、基数って何だ?
英語の前に日本語が分からんもんね、、、
ここでは、
基数とは1個、2個、3個、….のようにものの個数を表す数で、one、two、three、….と数えます。
とあります。続きをチェックしましょう。
例―7.5・・・・・seven and five tenths ⇒ seven point five
4.123・・・・four and one hundred twenty-three thousandths ⇒four point one two three
⇒の後の言い方は、略式読みとのことです。でも略式の言い方が一般的ですよね。
でも、正式の表記を知っておかないと、
「誤差が10センチでOKの訳ないだろーが !!!」
・・・
などと文句を言ってしまう可能性がありますね。
さて、単位の付いた場合もチェックしておきましょう。
例―0.5 sec・・・・・five tenths of a second
0.108mm・・・・one hundred eight thousandths of a millimeter1.5km・・・・・one and five tenths kilometers
13.75kg・・・・thirteen and seventy-five hundreds kilograms
なかなか手ごわいですね。
手ごわいけど、知っておいて損はないと思いますね。
それでは、また!
See you next time!