Eat food with your hands
インドでは、カレーは手で食べるんです。
「知ってるよ、そんなこと!」という声が聞こえてきましたね~。
ところで皆さんはカレーを手で食べたことはありますか?
右手だけで、ナンを千切りカレーにつけて食べる、あるいはライスとカレーを上手に混ぜて指の上に乗せていただく。
これって 実は かなり難しいんです。
僕は何度かトライしましたけど、難しいのでインドに行った時には(もちろん日本でも)スプーンを使っていただいてます。スミマセン、、、
僕たち日本人も、おにぎりやお寿司なんかは手で食べることがあるけれど、液状のものを手で食べることはまずないですよね。
おにぎりは、粘っこい米、いわゆるstickyなお米だから まとまったまま食べられる訳で、サラサラのお米だとおにぎりも握れません。
でも、インドの人たちはお米とカレーとよく混ぜて食べるので、サラサラのお米がお好みなんです。
手でカレーを混ぜる時、納豆の様にネバネバの物だと具合が悪いじゃないですか、、、
想像しただけで食べるのが大変そうですよね。
なので、インドの人たちは日本のお米とは対極のタイプのお米が好きなんです。
僕たちも 納豆ごはんを手で食べてみると、その気持ちがわかるかもしれませんよ。
それはさておき、どうやって手で食べるのか?
Eat-Indian-Food-with-Your-Handsというサイトに
How to Eat Indian Food with Your Hands
“ 手を使ったインド料理の食べ方 “
なる記事があったので、チェックしてみました。
1、Indian food is complex, but for our purposes, we can divide it into rice & rice-based (dosai, idli, etc.) and breads (chappatis/ Naans/ Rotis) and curries.
- dosai:ドーサ クレープの様に薄く焼いたもの
南インドでは、朝食で頼むとその場で焼いてくれるホテルもある
idili:イドリー 米粉を使った蒸しパンのようなもの
chappati:チャパティー 小麦粉を発酵させず焼いたもの
Naan:ナン 小麦粉を発酵させた生地を、タンドールと呼ばれる窯の内壁に貼り付けて焼いたもの
Roti:ロティ 小麦粉を発酵させず焼いたもの、ナンよりカリッとした食感
インド料理は、コメ系とパン系とカレー類に別れる。
(ちなみに僕が聞いた話では、南インドはお米がお好み、北インドはナンなどのパン系がお好みみたいです)
2、Use only your right hand, whatever the hand you usually use, might be.
右手でいただく。左利きの人でも右手でいただきましょう。
3、Only your fingers should be used – no usage of the palm. Food on your palms conveys that you’re uncouth.
- palm:手のひら、uncouth:野暮な、無骨な
手のひらは使わない、指で食べる。
4、The thumb of the hand is used to catapult the food into your mouth. Do not stuff your entire fist into your mouth. Not only is it inelegant, but it’s disgusting to watch.
- catapult:放り込む stuff :詰め込む disgusting:気分が悪くなるような
親指は食べ物を口の中に放り込むように使う。口の中に手を入れない。
手を口に突っ込むのは、エレガントでないだけでなく見た人も気分が悪い。
5、You have to tear the rice-based items (dosas, etc.) and bread (chappatis/naans, etc.) with one hand only – children and novices use both hands. Using your thumb and fingers to tear a piece of the bread off, scoop the curry or the vegetables with the bread and eat.
右手だけで、ナンやドーサを千切ること。
(、、、これが出来ないんですよ~。現在の僕のちょっとした悩みなんです。だってナンみたいなものは手で食べますよね)
6、For the rice, you can use your fingers and thumb to similarly move the food into your mouth. Mix a bit of curry and rice together on the plate to make a little ball, then bring it up to your mouth.
お皿の上でカレーとお米を混ぜて、小さな玉をつくり口に運ぶ。
という訳です。
また、Warningも書かれています。
Warnings
•Do not use your eating hand to pass food once you have begun eating with it. This is a strict no-no.
一度食べ始めたら、その手を使って食べ物を渡すのは厳禁。
•Wash your hands well with plenty of soap and hot water before the meal.
食事の前に石鹸とお湯を使って しっかり手を洗う。
•If you lick your fingers clean at the end of the meal, try to do it discreetly and quickly. In general, if you are eating in temples, etc., avoid licking your fingers at the end of the meal. Just wash your hands instead.
- lick:なめる、discreetly:慎重に
食事の後で指をなめる時は慎重に素早く。
(ちゃんとしたレストランだと手洗い用のお湯が出てきます。スープと間違えて飲まないようにご注意ください?)
•Do not try this at a restaurant until you have mastered it at home.
手で食べる事を家でマスターしてから レストランでトライすること。
•Practice thoroughly before eating in a public place like temples, restaurants and don’t leave food in your hand while eating.
レストランやお寺のような公共の場で食事する前に、キッチリ練習しよう。
•Strictly use your right hand only. Using left hand is considered rude.
右手だけを使う事。左手を使うのは失礼。
•People may be so impressed with you for trying that they might forgive your “bad manners”.
あなたが頑張って手で食べるのを見て感心した人は、たとえ多少マナーが悪くてもきっと大目に見てくれます。
どうですか!あなたも手で食べる練習をしてみたくなったでしょう。
また、以下のコメントも書かれています。
Tips
•Above all, remember – it is clean, hygienic, and eco-friendly to eat with your hands.
手で食べることは、クリーンで衛生的でエコなのだ
日本における割りばしの使い捨てなどは、外国の人から見ると全然エコじゃないと思われているのだな、、、きっと。
それでは、皆さん!
今日から密かに手で食べる練習をしましょう!?