マティーニを英語で
ついに嫌な予感が的中したのであります。
無類のビール好きの僕の最近の健康診断の結果は、γGTPと尿酸値が高いと出ていました。
まあ、「中年男性でお酒がすき♪」の方は皆この数値に関心がありますね。
ご存知の様に、γGTPは
γ-GTP:肝臓や胆道系に障害があると数値が高くなります。特にアルコールの飲み過ぎや肥満により高値を示します。
基準値 55IU/ℓ以下尿酸:ほとんどは尿中に排泄されますが、血液中の濃度が一定以上になった場合、痛風になることがあります。
基準値 7.0mg/dℓ以下
と僕が受けた健康診断の「検査結果の見方と活かし方」には記載されています。
そうなんです。僕は、この2つの項目は以前から軽度異常だったんです。
ちなみに英語だと
γGTPは、
γ-glutamyltranspeptidase
尿酸は、
尿酸(値)
uric acid (level)
と辞書を調べると出ています。
そして、この夏のこと。
右足のかかと、アキレス腱の一番下の部分と言うんでしょうか?そこが痛くなりました。
僕は今までに、運動で骨折やひどい捻挫をやったことがあります。
この時は、痛くなる前の日に運動していたのですが、足首をひねったり・ぶつけたりした記憶はありません。
2~3日たっても、痛みが取れないので整形外科へ行きましたが、レントゲンの結果、骨に異常なし。
「こりゃ痛風かもね」
と先生の一言。
「ええっ!痛風は左足の親指の所が痛むんじゃないんですか?」
「他の場所のときもあるよ」
うーん、痛風に一番悪いのはビールのがぶ飲みなんでしょう、きっと。
痛風を引き起こすプリン体というやつが、お酒の中でビールに一番多く含まれているのがその理由ですよね。
じゃあ痛風って英語では?
痛風:gout
痛風の:gouty
通風を患う:suffer from gout.
僕は、今まで酒と言えば、ビール・日本酒・ワインたまにウイスキーだったんです。
そうか、ビール・日本酒の直球勝負がいけないのだな、、、きっと
そう思った僕の頭には、何故かドライマティーニが浮かんだんですねぇ~
これは、かつて読んだ開高 健さんのエッセイ「地球はグラスのふちを回る」で、開高さんが「夏はドライマティーニに限る」ようなことを書いていたことが、突然頭に蘇ってきたからなのです。
以前何回かマティーニは飲んだことはありましたが、自宅で飲むなんて考えてもみませんでした。
痛風になったことを前向きにとらえて?ビールだけでなく他のお酒を試してみようっと!
ということで調べましたよ。
マティーニの作り方
まずは、マティーニの作り方
http://www.wikihow.com/Make-Martinis というサイトに作り方が映像付で出ています。
Ingredients
- マティーニの材料は?
1.5 to 2 ounces (45 to 60 mL) of gin
1 drop to 1 ounce (up to 30 mL) of sweet and/or dry vermouth depending on taste
A dash of orange bitters (optional)
Ice
Garnish – olives, lemon wedges, etc. (adding a pearl onion makes this a Gibson)
- ジン1.5~2オンス(オンスは、アメリカでは16分の1パイント=29.6 cc)
1滴から1オンスまでのスイートもしくはドライ・ベルモット
オレンジビター 1ダッシュ
氷
つけ合わせ―オリーブ、レモン片など(パールオニオン:玉ねぎの酢漬け を加えるとギブソンというカクテルになる)
さて作り方です。
1、Add ice to the shaker. Don’t skimp; ice is a necessary component to chill and blend the other ingredients.
- skimp:節約する
component:要素、成分
シェーカーに氷を加える。氷をケチらないこと。氷は冷やすことと他の材料をブレンドするのに必要なものなのだ。
2、Add your desired amount of gin.
- desire:望む
お望みの量のジンを加える。
僕は、ジンには今まで関心が無かったのですが、いろいろプレミアムなジンもあるようです。
ぜひ「お酒がすき♪」な貴方!チェックしてみてください。
3、Add your desired amount of vermouth.
- vermouth:ベルモット
ベルモットがポイントですよね。僕も酒専門店で購入しました。
でも、ベルモットって何さ?と思いますよね。
ウィキペディアでは、
ベルモットまたはヴェルムト (Vermut、Vermouth) とは、白ワインを主体とし、ニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られるフレーバードワインである。主に食前酒として飲まれるほか、カクテルの材料や料理に使われる。イタリア発祥のスイート・ベルモットとフランス発祥のドライ・ベルモットとがある。英語での発音は「ヴァームース」に近い。
とあります。
ドライテイストとスイートテイストがあるみたいですね。
4、Stir or shake. Melted water from the ice is a necessary ingredient to a proper martini to mellow the “burn” off the alcohol.
- stir:かき回せる
ステアかシェイクする。アイスから溶け出した水がマティーニのアルコールをいい感じにするのだ。
この氷の扱いが難しいかも知れませんね。溶けすぎると水っぽくなるでしょうね。
5、Strain the ingredients into a well-chilled martini glass.
- strain:液体をこす
良く冷えたマティーニグラスに氷を除いてそそぐ。
6、Garnish and drink up.
- garnish:つけあわせを添える
オリーブなどをつけ合わせ飲む。
シェーカーなんて持ってない!という僕には、空いたペットボトルでシェイクして冷蔵庫で一晩冷やしておくなんて手もあるらしいですよ。
さてマティーニですけど、西洋には、
マティーニに関しての実に多くの酔っ払いの名言?があるみたいです。
A man must defend his home, his wife, his children, and his martini.
Jackie Gleason
男たるもの家庭と妻と子供そしてマティーニを守らねばならぬ。
I never go jogging, it makes me spill my martini.
George Burns
僕はジョギングはしないね。マティーニこぼしちゃうからね。
Shaken, not stirred.
James Bond
ステアーじゃなくシェイクで!
かき混ぜるよりシェイクの方が美味しいのでしょうか?
Stirred, not shaken.
の方が、水っぽくなくていいような気もしますが、、、
ここら辺は、カクテル通でないとよく分かりませんね。
Happiness is…finding two olives in your martini when you’re hungry.
Johnny Carson
幸せとは、腹減ってた時にマティーニにオリーブが2つ入ってるのを見つけること。
でもですよ。どうも・・・痛風に一番いけないのがお酒らしいんですッ。
ビールだけじゃないんだそうですッ。
英語の researchgate.net というサイトで、
こんなやり取りが載っているのを発見しました。
How can a patient lower uric acid level in his blood without taking any drugs?
どうしたら尿酸値を薬を飲まずに下げることができる?
Citric acid is the best remedy to lower Uric acid levels. I have tried this on many patients and there were best results. For the purpose, a person suffering higher levels of uric acid may take lime juice in warm water frequently during the acute problem, regular intake will help in chronic situation also.
- citric acid:クエン酸
remedy:治療、療法
acute:鋭い、強烈な、酷い痛みの時
intake:摂取
chronic:慢性の
クエン酸が尿酸値を下げるのに一番よい。
・・・ライムを絞ったものをお湯で飲むのがいいみたいですね。
マティーニじゃなくて新鮮なライムジュース・・・
ジン・ライムのジンなしがよろしいようで、、、
トホホのアドバイスでありますなぁ~
健康に気を付けて!また次回!
See you next time!