ビジネスの肩書と部署名
仕事で海外に行く時や、海外のお客さんが日本に来て打ち合わせをするような時には、部署や肩書を話す必要がありますね。
あるいは、来客する人の肩書を調べて対応を考える事は、ビジネスではよくある事だと思います。
かつて、アメリカの大手企業(皆さんも良くご存じの会社です)の方たちが、僕の勤めている会社に来られたことがあります。
その会社とは取引もなかったのですが、来客するチームのボスは vice president とのこと。
「ええっ、副社長が来るの?!」
とビックリしたんですが、どう考えてもそんな状況は考えられない訳です。
不思議に思ってその会社のホームページを見てみると、board member [役員]として写真が載っているのは、executive vice president の肩書で別名の人でした。
どうやらアメリカの大企業では、vice president は沢山?いて、単なるvice president は日本で言う本部長クラスの様でした、、、、それでもかなりのお偉いさんなんでしょうけど。
さてビジネスでは我々も、海外のお客さんに自分の肩書や部署を話さなければならない場面もありますね。
肩書はともかく、自分の部署は英語でどう言うのかを理解しておくと、ビジネス以外の話題でも使えますよね。
そんな訳で部署名を整理しておきましょう。
僕は営業なので、まず営業部とは?
sales department
です。
「営業を担当しております。」は、
I’m in charge of sales.
なんて表現もありですね。
さて、自分以外の部署だと意外にすぐには出てこないもんです。
広報宣伝部は?
public relations (PR) department
財務部は?
finance department
経理部は?
accounting department
僕には、財務部と経理部の区別がよく分かりませんでしたけど、英語の方が分かりやすい感じ。
それじゃ総務部は?
general affairs department
- affair:(するべき)仕事、用事、業務
general affairs なので 用事全般をまかなう部門という訳ですね。
ところで、僕が昔お世話になった研究所の所長さんは、director・ダイレクターと呼ばれていました。
direct する人でしょうから、方向性を決める人だと思うんですが、
directorを辞書で調べると
指導者、指揮者、管理者、局長、重役、取締役、(高校などの)校長
とあります。
日本語の重役や取締役のように、「重い役」とか「取り締まる役」より「方向性を打ち出す役」の方が意味としてはいい感じですよね。
いわゆるdirector と呼ばれる あなた!
いい方向性を出してくださいね。
では又!
See you next time!