ボキャブラリー強化
「ボキャブラリーはリスニング力に直結します」
などと言われますね。
そうは言っても簡単にはボキャブラリーは増えません。
ボキャブラリーを増やそうと思って、単語帳なんか作ってはみるものの、、、
憶えた傍からすぐ忘れていく自分が情けない・・・
ホント。
中高年の英語学習者にとっては、単語帳なんて精神衛生上非常によろしくない学習法ではありませんか?
自分の記憶力の無さを明確にするだけの物の様に感じますね・・・
従って、自分の記憶力に自信がある人だけがやればよろしい。
「クックックッ…また覚えちゃった!俺って記憶力ある~」
っていう人だけでいいよね。
まあ、若い人の中にはそーゆー人もいるかも知れないけど、、、
「ゲッゲッゲッ…また忘れちゃった!俺ってアルツハイマー?」
な僕としては、あまりに残酷なので単語帳学習はやりたくありません。
それより、何かもう少し心ときめくボキャブラリーの増やし方はないのでしょうか?
確かに、何か記憶のヒダに引っかかる形じゃないと ボキャブラリーは身に付きませんね。
例えば 言い方を間違えて、相手に指摘されたりするとしっかり記憶に残ったりしますね。
あるいは、しつこく「その単語どういう意味?」などと聞き返すと、
聞いた相手の「嬉しそう」あるいは、「めんどくさそう」に説明する顔と共に記憶に残ることが多いのではないでしょうか?
でもいつも相手がいる訳ではありません。
じゃあ映画などで、“好きな俳優さんがしんみり語るようなシーン”を繰り返し見るといいかも知れません。
Vocabulary Builder
“語源で憶える”のも中高年にはいい方法に思えますね。
先日僕は、洋書売場でMerriam-Webster’s Vocabulary Builderという本を買いました。
洋書なので英語で書かれていますが、ギリシャ語またはラテン語のルーツと共に単語の解説がされています。
例えば、日本語でもおなじみの「アンチ」、英語だと「ANT/ANTI」として解説されています。
ANT/ANTI is a Latin prefix meaning “against.”・・・
(ANTIはラテン語でagainstの意味なのね)
とANT/ANTIの解説後、
antagonist …A person who opposes or is unfriendly toward another; an opponent.
等とANT/ANTIに関連する単語が辞書形式で書かれています。
ちなみにantagonistを英和辞典で調べると、
(敵意のある)敵対者、競争者
などと出ています。
NOVを見てみると、
NOV comes from the Latin word novus, meaning “new.”・・・
NOVはラテン語でnewと言う意味からきている訳ですね。
innovation …(1) A new idea, device, or method. (2) The introduction of new ideas, devices, or methods.
innovationは、イノベーション、革新 ですね。
NOVは新しいという意味合いですね。確か僕の記憶では、ボッサという音楽の新しい形がボサノバだと聞いたことがあります。
ボサノバはラテン系の音楽、やっぱりルーツはラテン語なんですね。
MANIAなんていうのもありますね。
MANIA in Latin means “madness,” and the meaning passed over into English unchanged.・・・
MANIAはmadnessですか、、、発音はマニアじゃなくてメイニアなので要注意。
dipsomaniac …A person with an extreme and uncontrollable desire for alcohol.
うーんdipsomaniacでアル中ですか~
ところでマニアというと、オタクっていう言葉が浮かびますけど、最近ではOTAKUも英語になっているみたいです。そのうち、OTAKUも変化して色々な言葉が出てくるかもしれません。
まあみんな語源のOTAKUになって頑張るしかないですね。
健闘をお祈りしております。僕も健闘したいと思っております。