Make sense

Make sense

先日、お付き合いのある外国企業の新しい代表と打ち合わせをしました。

その会社は、欧州を拠点としているのですが、今度の代表はアメリカの人なんです。
アメリカ人との打ち合わせ・・・聞いただけで、ちょっと憂鬱な感じがするのは、僕だけでしょうか?

何と言ってもアメリカの人の英語は早口だし、なんか押しが強い感じがするじゃないですか、、、
これは、僕のアメリカの人に対するステレオタイプのイメージかも知れませんが。

さて、そんな打ち合わせですが、やっぱりアメリカの人は早急に結論を求めたがるのでありました。

日本人の場合、まずは初めて会って親しく成ろう、その後に本題に・・・と思う訳ですが、そんなことは彼らにとってはあまり意味のない事なのかもしれません。
とにかく結論を早く出したい、という感じが伝わってくるのでした。

文化の違いや仕事に対するアプローチは随分違うので、お互いが納得するのがとても難しい状況が続いたんです。

するとアメリカの代表の方は、それは make sense できるとか、できないとかを連発し始めました。

make sense ですか・・・
それじゃあmake sense を make sense するのに?
辞書で調べてみましょう。

小学館・ケンブリッジ 英英和辞典によると

make sense
(a) to have a meaning or reason that you can understand
意味をなす
(b) to be a good thing to do
道理にかなっている、賢明である

また、

make sense of
to understand something that is difficult to understand
~を理解する

とあります。
うーん、make sense を連発していたということは、彼にとって僕たちの打ち合わせは、いわゆる腑に落ちない事ばっかりだったのでしょう。

確かに、欧州の契約社会に比べるとまだまだ日本社会は独特ですからね。
特に商習慣は、まったく違いますね。
彼らは契約が全てであって、僕たちは信用が全てなのかも知れません。

だがしか~し、僕らのスタイルも十分理解してもらわなくてはいけないのであ~る。
と言う訳で、、、打ち合わせの後に、和食を食べに行った僕たち。
どうやら和食と日本酒での食事は make sense だった様なのだ。

今後も続くこのアメリカ人の代表との打ち合わせ・・・
最初から、日本酒でも飲みながら進めるのがいいのかなぁ?

それではまた
See you next time!




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