重慶の火鍋

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Chongqing Hotpot

先日の中国出張では、重慶を訪問した。
一緒に行ったのは、上海で合流した 上海育ちのCさんだ。
Cさんは、若いころ日本にいたこともある、日本通の人なのだ。

重慶に着いた日、Cさんは僕に、
「重慶の火鍋は食べたことある?」
「次の日の朝は下痢するんだよ。だけど辛くて旨いんだよ。」
「食べに行かない?」
と今まで聞いたことのない不思議な料理の勧め方をした。

下痢するけど旨い?と言われたら食べる気もおきるというものだ???

中国には火鍋料理がいたるところにあるように思うのだが、
実は、重慶の火鍋は、北京や上海の火鍋とは違うのだ。
なんたって重慶は四川料理の本場だからね。

・辛いスープは同じだが、ごま油に刻みネギとニンニク等を入れていただく
・肉の部分を食べるのではなく、内臓部分を食べるのが本道(Cさんの個人的見解か?)

なのである。

Cさんに言わせると、重慶の火鍋は世界的に有名で西洋の要人も重慶で食べたそうだ。

中国の旅行案内のサイト に以下のように紹介されている

Chongqing Hotpot

Chongqing Hotpot has long been a standard kind of restaurant meal. You may enjoy choosing your own ingredients and adding them to the pot yourself to make a kind of soup or stew in the pot on the table in front you. People usually want red soup broth that is full of red pepper or a clear soup broth.

There are only two types of soup for a hot pot- one is Spicy and the other is not spicy (usually white in color). The base of the soup (either spicy or non spicy) varies from restaurant to restaurant- it is usually bone soup but chicken soup is also common. The flavored oil dip is NOT castor oil- it’s sesame oil. And it can be ‘dressed’ up in a variety of ways according to your tastes- using vinegar, chicken powder, cilantro, chives, or a number of different things that are offered.

やはりsesame oil(ごま油)で食べるのがChongqing (重慶)スタイルなのだ。
cilantroは、中国パセリと呼ばれている香菜、僕はパクチーと呼んでいる
chiveは、あさつき、ニラ

Cさんの本格的かつ正当なスタイルで、重慶の火鍋をたべた。

・スープを、赤いのと白いの(辛くない物)に2つ分けて食べるなんて邪道なのだ
・カモの腸、牛の胃、カモの血、ドジョウあたりを食べるのが正当なのだ
・カモの腸や牛の胃はあまり煮過ぎない、箸で持ったまましゃぶしゃぶのようにいただくのだ

という事で、カモの血も食べました。
(カモの血だけはしっかり火を入れる、火が入ると浮いてくる)

カモの腸もいただきました。

激辛だけど、僕には美味しかったです。

次の日の朝ですか?当然下痢でしたよ、、、







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