幸せとは

幸せとは

英会話学習でも言えることだけど、上達している実感がないことが一番つらいことだと思います。

自分としては、目標は高いところにあるけれど、一向に近づけないような気がして滅入ってしまう。
実は、「目標に届くようなレベルには行けそうにないこと」を薄々気が付いている自分がいる・・・なんてこともあるように思います。

でも逆説的だけど、そんな高い目標レベルに到達してしまったら面白くなくなるんじゃないか? という気もします。

色々なことを振り返ってみると、出来なかっいたことを頑張って出来るようになる過程が一番印象に残っているわけで、出来ちゃったこと自体にはそれ程の思い入れは無くなってしまう様に感じます。

何を言いたいかというと、僕もこのところ英会話の上達の実感がなくてちょっとモチベーションが下がっているんですけど、このモチベーションが下がること自体が問題じゃないかと思うわけです。

上達してもしなくても、夢中になって取り組んでいることが重要なのではないかと思うんですね。
それを意識すれば、簡単に上達できると宣伝している如何わしい英会話教材に騙されることもないでしょう。

さて、そんな僕の今の気持ちにピッタリなことを提言している方の言葉を発見しました。

ワルシャワからヘルシンキに移動する飛行機の中で読んだ、フィンランド航空の機内誌から、フィンランドの作家・哲学者の Frank Martela さんの記事の引用です。

How to live a good life.

の中で、 Frank Martela さんは、フィンランドは世界で一番幸せな国としてランクされていることに対して、

A good life consists of more than just wanting to be happy. We want to live well according to our morals and we want to feel that our life is valuable.

A balanced combination of self-expression and the ability to support others produces both wellbeing and meaningfulness.

Self-expressionと他人の役に立てることの両立が、wellbeingと有意義をもたらす
・・・
確かに、自分の収入・寿命・国が与えてくれる社会保障、、、だけでは幸福は計れないのでしょう。
ちなみにwellbeing を辞書で調べると

When someone is healthy, happy, and comfortable

とあります。
さてこの記事の結びで彼は、次のように述べています。

Happiness happens to you when you’re busy doing meaningful things.

意味あることに熱中している時こそ幸せなのだ・・・僕も同感です。

英会話学習が、僕だけでなく皆さんとって meaningful things でありますように。

それではまた
See you next time!




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