中高年の英会話スピーキングに最適なラジオ講座

英会話タイムトライアル

2017年4月から、僕は新たな英会話のラジオ講座を聞こうと思っています。
今年度からNHKのラジオ講座もだいぶ内容が変わった様なので、少し楽しみにしているのです。

ラジオ講座とは言え、ラジオだけでなくインターネットのサイトからストリーミングで聞く事が出来るなんてホントに便利になったものですよね。

随分以前、講座が始まる時間にはちゃんとAMラジオのスイッチをオンにして、「聞き漏らすまい」と思って聞いたりしていた頃が懐かしい、、、

そのうちMDに録音して、繰り返し聞くようになりました。

MDのウオークマンが壊れた時に電気屋のお兄さんから、
「もうMDのウオークマンは主流じゃないでしょ」
と言われ、ICレコーダに講座を録音して使っていた頃もありました。

現在は、格安スマホで通勤途中にインターネットのサイトからストリーミングで聞いています。
十数年で随分変わったもんです。

さて、NHKの語学の番組にはたくさんの講座があるので、どれが自分にピッタリするかは聞いて・継続しないとわかりませんよね。

そんな気持ちでいろんな講座のストリーミングを聞いてみて、
中高年の英会話学習にピッタリだと感じたのが、
「英会話タイムトライアル」という講座。

まず講師が、スティーブ・ソレイシィというネイティブの先生。
ネイティブの先生のいいところは、正しい発音と正しい英語の使い方を知っている所だけど、それに日本語を苦労して身につけた先生が理想形といえると思うんです。
日本語を苦労して学んでいるから、日本語と英語のニュアンスの違いを実体験として知っている所が強みですよね。

理想形の先生の「英会話タイムトライアル」4月の講座の、
「自然に話しかける表現」の中で、

さわやかな朝ですね?

を英語で表現するところがありますが、

Nice morning, isn’t it

Nice morning, isn’t it?

の「nice morning」を「さわやかな朝」と対比できるのは、
日本人の感覚を良く知っているからこそでしょう。
「nice morning」だから「いい朝」となりそうだけど、「いい朝」よりも「さわやかな朝」が日本人にはしっくりきますよね。

また、会話が弾む表現の中で

申し遅れましたが、私は○○といいます。

By the way, I’m ○○.

と表現しています。

「By the way,」を日本語の「申し遅れましたが」
に表現するところもニクイじゃないですか。

By the way・・・

ところで、このBy the way・・・ですが、
表現のための実践ロイヤル英文法 Helpful Hint には、
「by the way=ところで」の誤った使い方 として

問題は「By the way=ところで」という強い思い込みから生じているようである。日本語の「ところで」は、それまで述べてきた事柄から離れて話題を変えるときに用いられ、

中略

ところが、“By the way, … .” は、ただ単に新しい話題を持ち出すために使う表現ではない。
“Incidentally, … .” と同じように、「ちなみに言うけど、…」や、「ついでながら、…」などのような意味を口語的に表す慣用句である。とりわけ真面目な学術論文で、要点が述べられている段落の冒頭にこうした“By the way, … .” が唐突に登場すると、読者はかなりの違和感を覚えるはずである。

とあります。
この「表現のための実践ロイヤル英文法」もネイティブながら苦労して高度な日本語を身につけたマーク・ピーターセン先生が著者の一人として参加しています。

まあ、こういう部分はネイティブじゃないと分からんでしょうし、それをわかりやすく指摘できる人も限られていますよね。

さて、「英会話タイムトライアル」はなぜ中年の英会話学習者にいいのか?ですが、
それはやはり中高年は、英語で話すお友達が少ないからです・・・
そうです・・・孤独なんです。

孤独な環境から、英会話を学んで色々な人に出会う為には、話すことに重点を置いた講座が一番なんです。

という訳で、最近ちょっと孤独で外国の人と英語で話していない僕としても、この講座を聞こうかなと思ってます・・・

孤独な環境から、英会話を学んで色々な人に出会って、孤独から抜け出すまでは、、、この講座で頑張りましょう。

それでは!
See you next time!




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