エレベータの英語

エレベータの英語

エレベータのドアが静かに閉まる。
1・2・3・・・・
皆、階数の表示を無言で見ている。

これが日本だ。

外国ではどうでしょう?
アジアや欧州では、多少の会話はあるけれど、まあ無言の場合が多いですよね。

じゃあアメリカは?
乗り込んでくるオバサン達に話しかけられ、日本人特有の薄ら笑いを浮かべつつ何とか英語で答えると・・・サー大変、ずーっと英語でお喋り・・・なんてこともありました。

逆に、何も英語で答えないとそこで沈黙。
・・・
これはちゃんと受け答えせねばなりませんね。

冠婚葬祭の英語ハンドブックには、ホテルのエレベータの会話についてこんな風に書かれてます。

ホテルのエレベータでは、短い会話がよく交わされます。特に、途中の階から乗ってきた人は、すでにそこに乗っている人に対して「挨拶」をしたり、すでに乗っている人たちは、それに応えたりします。また、入口近くに立っている人は、乗って来た人の「利用階数」を聞いて、ボタンを押してあげたりします。一方、乗って来た人が、利用階数ボタンを押してほしいと頼むこともあります。

Good morning.
(おはようございます)
What floor?
(何階ですか?)
-Twenty-seventh, please.
(27階をお願いします)

Would you press thirty-five? Thanks.
(35階を押してくれませんか?ありがとう)

まあこういった例文は普通ですよね。

アメリカらしいエレベータの中での例文も載っています。

It looks as if you did a lot of shopping today.
(たくさんお買い物をしたようですね)

・・・

貴方は、エレベータの中でアメリカ人のオバサンにこんな風に話かけられたらどうしますか?

「そんなの俺の勝手だろ」と思ってはいけませんね。
ここはアメリカですからね。
ちゃんと買い物の中身と買った理由、それがいい買い物だったかどうか・・・を伝えなければなりませんね。

いいですか!
アメリカのスーパーマーケットで何か買い物をする時には、ホテルのエレベータで質問されても困らないように常に「買い物の中身と買った理由、それがいい買い物だったかどうか・・・」を考えましょう。
そして英語で答える準備をしてからエレベータに乗るようにしましょうね皆さん。

こりゃ大変だ・・・
では又!
See you next time!




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