語源で英単語
英会話を学んでいくと
「ボキャブラリーを増やさなきゃ」
と思いますね。
でもなかなか覚えられない。というか、、、すぐ忘れる。
いずれにしても身に付かない。
・・・
そんな思い悩むオジサンは、それなりに考えるのですよ。
どうすりゃ英単語を覚えられるかと、、、
どんなサプリメントがボケ防止にいいのかと、、、?
さて、本屋さんに並んでいる英語学習関係の本の中で、英単語に関する本も沢山ありますよね。
「TOEICテスト***英単語」みたいな本もズラッと並んでいます。
パラパラとめくっていると何だか受験勉強を思い出させる感じ。
懐かしさが購入動機に結びつき、一冊買うけどそれでオシマイ。
・・・
それじゃイカンのですよね。
という事で、別の書籍をチェックしているうちに
「語源で覚える***英単語」
なんて題名の教材を発見し心惹かれるんですねぇ
これなら覚えられるだろうと、、、
日本人には、知らない漢字でも見ると何となくその意味を感じることができますよね。
それと同じで、「英単語でも語源を表す接頭辞や接尾辞から意味を推察できる」というのは理解できます。
だから、語源で英単語を覚えるのは有効なのでしょう。
確かに有効なのかもしれませんが、残念ながら僕にはこれらの教材を継続的に読み進められたことはありませんでした。
僕には何だか辞書みたいで、毎日1ページずつ勉強?する気にならんのです。
なので、パラパラめくりでいつもオシマイなんです。
ところが先日、音声付の
「語源で英単語 増補改訂版 (連想式にみるみる身につく)」なる本を発見し、購入しました。
以前と同じで、「買っただけでオシマイか?」とも思ったんですが、、、そーじゃない。
何と言っても音声が有効なんです。
僕の使い方はこうです。
・通勤途中に音声を聞く
・音声は文章になっているから、聞き飽きない
(単語の羅列の音声だけだと聞き飽きちゃいませんか?)
そして、
・知らない単語が入っている文が気になる
・気になるからその部分を読んでみたくなる
という訳で、
ちょっと重いけど、この本をカバンの中に入れて通勤しています。
結構、今回は読み進めているんです。
それと英語で書かれた、語源から覚える本
「Merriam-Webster’s Vocabulary Builder」
と言う本、語源の説明が英語で書かれているので、クロスチェックすると結構面白い。
例えば、「grad」の項をみると、
「語源で英単語 増補改訂版 (連想式にみるみる身につく)」では、
grad = 段階
degradeの解説は、品位を下げる、左遷する
と書いてある。そして音声では、
Don’t degrade yourself by accepting such a poor job offer.
そんなつまらない仕事を受けることで自分の品位を落としてはいけない
という例文。
一方、「Merriam-Webster’s Vocabulary Builder」のGRADの項に出ている解説は、 ,
GRAD comes from the Latin noun gradus, “ step “ or “ degree, “ and the verb gradi, “ to step, walk.“ A grade is a step up or down on a scale of some kind, and a gradual change takes place in small steps.
- GRADは、ラテン語の名詞gradus、英語で言うstep・degree、動詞のgradi、英語のto step・ walkからきている。gradeは、何かの段階の上がり下がりであり、gradualな変化は小さなステップでおこなわれる。
そして解説のところでは、
In Shakespeare’s King Lear, the old king is degraded by the daughters he has given his kingdom to.
- シェイクスピアのリア王では、リア王は王位を与えた娘たちに degrade される
などと、英語圏ならではの解説が書いてあったりします。
調べてみると、僕の本棚から英単語関係の本が10冊以上出てきました。
でも、パラパラめくってオシマイばかり。
きっと僕も若かったんです・・・
若さゆえに、
「なぜ言葉がこんな風に変わってきたのか?」
を想像して楽しむ余裕がなかったんです。
それではイカンのです。
50代も終わりに近づくこれからは、
「遠くの空を眺めながら、時の流れを感じつつ」
英会話の学習をしたいと思う今日この頃であります。
それじゃ又!
See you next time!
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