満員電車 packed trains in Japan

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満員電車 packed trains in Japan

僕は50歳を過ぎてから、満員電車で会社に通勤する羽目になりました。
それまでは、車通勤。
30年近く車通勤をした身としては、都心への電車通勤はつらいですね~
「これは慣れるしかない」と思っていましたが、
「慣れないんです」
これが、、、

海外だと電車に乗る時間が違うからか、ギュウギュウ詰めの電車に乗った記憶は、韓国と中国だけですね。
タイのバンコクでも電車は混んでいるけれど、あんまり混んでいると皆さん乗らずに次の電車を待つみたいなところがあって、日本の様にはなりませんね。
日本で、ラッシュアワーの時にみんなが次の電車を待ってたら、ホームに人が溢れて大変なことになっちゃいますよね。

欧米では、混んだ電車に乗ったことがないので、対座シートに座って美しい景色を見ていた印象しかありません。
やっぱりこれは、極東の人たちの習性なのでしょうが、何と言っても日本が一番でしょうねぇ
アメリカの知人曰く、「こんなひどい状況じゃ、アメリカでは鉄道会社は訴えられるよ」
なんて意見もあったりします。

ということで、日本を紹介する上で満員電車は一つのシンボルですね。
満員電車は、英語だと crowded train とか packed train ですけど、外国人にはどう映るのでしょう?

Nine tips for surviving Japan’s hellishly crowded trains 
という記事を見つけました。
hellishlyとは、「(hell) 地獄の様に」でしょうから、
「地獄の様に混んだ電車を生き抜く9つのヒント」と言ったところでしょうか。

中身をチェックしてみましょう。

If you have ever ridden a train during rush hour in Japan, you know it takes a certain amount of fortitude to survive it. If you are just visiting the country, sometimes you can avoid those super stuffed trains, buy if you live or spend an extended length of time in any big city in Japan you just can’t avoid taking a packed train.

  • fortitude:不屈の精神
  • もし日本の満員電車に乗ったことがあるなら、サバイバルするために不屈の精神で立ち向かわなくてはならない事が分かるはずさ。単なる旅行で日本を訪れるなら、満員電車なんかに乗らなきゃいいけど、日本の大都市で生活するか、長く滞在するなら満員電車は避けられないね。

確かに、満員電車に乗って通勤されている外国人と思われる方も最近では増えましたよね。
そして場違いな大きな旅行カバンを持って、満員電車のホームにいる海外の方たちもたまにお見受けしますが、、、
「あと2時間後に出直して来たら?」
と思わす心の中で呟いてしまいます。

It takes a certain amount of skill to stay upright as well as a bit of creative ingenuity to pass the time and avoid feeling claustrophobic in order to survive the crowded train. We’ve collated nine of the best tips to help you get through a hell-like train ride.

  • stay upright:直立姿勢を保つ
    creative ingenuity:創意工夫
    claustrophobic:閉所恐怖症の
    collate:突き合わせる、順に並べる
  • 満員電車で生き残るためには、ちょっとした創意工夫による時間の過ごし方や閉所恐怖症の避け方だけでなく、直立姿勢を保つ為にだってある程度のスキルが必要なのだ。
    地獄のような満員電車を切り抜ける9つのヒントを並べてみた。

この記事の最後に Read in Japanese とあり、原文は日本語だったのだ。
日本文を読むと、外国の人に伝わるかな~?という部分が結構あるので、対比してみると面白い。

さて9つのヒントとは?
英語では、

1. Rock Climbing
2. One Finger
3. The Accidental Kabe-don
4. Michael Jackson
5. Go with the flow
6. Nape of the neck and the 007
7. Omiai (formal marriage interview)
8. I am a right angle
9. Guard

英語だけだと意味不明かも知れないけど、日本語だと

その1:ロッククライミング
その2:1フィンガー(ワンフィンガー)
その3:望まない壁ドン
その4:マイケル・ジャクソン(世界の王)
その5:ガンジー(無抵抗主義)
その6:えりあし(007)
その7:お見合い
その8:おれは直角
その9:警備員(もしくはスロース、鉄山靠とも)

確かに、満員電車で姿勢を保つにはロッククライミングや時には1本の指で支えるテクニックが必要な時もありますね。

4.Michael Jacksonのところを見てみましょうか。
日本語版だと

一体なぜ、2〜3列目の彼らが「壁ドン」をしてしまうのかというと、ずばり「足元がヤバいことになっている」からに他ならない。まさしく足の踏み場もない状態になっていることは察しがつく。おそらくマイケル・ジャクソン的な “つま先立ち” だ。
両足マイケルなら、まだ安定がきく。しかし、マジのマジで「つま先1足ぶんしかスペースがない絶望的すぎる状態」になることも稀(まれ)にある。そんな時には、さらに難易度の高い「世界の王(貞治)」の1本足打法を繰り出すしかない。

英語版だと

This move gets its name from the fancy dance moves of the King of Pop, Michael Jackson. His deft balancing and ultra-cool dance moves are truly invoked when forced to employ this technique on a train. Not only is body space a premium, but floor space is also pretty scarce. Everyone wants to be able to plant their feet to achieve maximum balance, but sometimes there are just too many feet and not enough space to put them down flat. Thus you call upon your inner Michael Jackson and stand on your tippy-toes. Those who have mastered the King of Pop move can graduate to the higher level version that involves only one leg to stand on. It’s too bad no one will be able to see your sweet moves since everyone is squished together.

  • deft:巧みな
    invoke:救いを求めて呼びかける
    call upon:求める、所望する、頼む
    tippy-toes:不安定な爪先立ち
    graduate:卒業する、ある段階から進む
    squish:ぐしゃっとつぶす
  • この動きは、あのポップの帝王、マイケル・ジャクソンのファンシーなダンスからきている。満員電車の中では、この絶妙のバランスとクールな動きが、必要とされるのだ。
    身体のスペースだって貴重なんだから、床のスペースだってかなり少ないのだ。
    みんなバランスを取るのに床に足をつけたいけど、時には足の踏み場もない状態の時もあるのだ。だから、自らのマイケル・ジャクソンを呼び覚まし爪先立ちをするしかない。この動きをマスターした人たちは、さらなる高いレベルである1本足に進むことができるのだ。でもみんな満員でつぶされているから、その華麗な動きをしても、誰一人見てくれないのがつらい所なのだ。

うーん・・・マイケルは出たけど、世界の王さんまでは登場しませんでした。
でも確かに足の置く位置は、重要な気がしますね。

そして、その5:ガンジー(無抵抗主義)ですが、
英語版では Go with the flow とまともな表現になっているんです。
まあ外国の人には、「ガンジー」と「満員電車で抵抗しない」は結びつかないんだろうなぁ。

外国の人に日本の満員電車は、多分想像がつかないでしょう。
いずれにしても乗ってみないとその感覚は分かりませんね。

その分からない所を英語でどう表現するかを、この2つのサイトで詳細をチェックするのもいいかも知れません。

英語版:
Nine tips for surviving Japan’s hellishly crowded trains 

日本語版:
地獄のような満員電車を生き抜くための乗車テク9選

ネット環境が充実してきたんだし、そろそろ満員電車から卒業したいですよね。

それじゃあ又!
See you next time!




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