自己啓発 と テリー・フォックス

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カナダの義足のランナー テリー・フォックス

僕は、書店に行くと自己啓発 系の本を立ち読みすることが多い。
立ち読みして、少しやる気が出て 家に帰ってくる。

ただ、あまり購入したことはないのだ。
まあ、「ポジティブに考えていると、その通りになる」とか
「早起きすると成功する」とかいった内容が多く、
繰り返し読みたい本はあまりないような気がしている。

なので、立ち読みなのだ。

ところが
今日は残りの人生の最初の日 ” ロビン・シーガー著 サンマーク出版は、
僕の法則に反して買ったのだ。(古本だけど、、、)

この中で、カナダの義足のランナー テリー・フォックスについて以下のように書かれている。

「わたしが学んだ最も大切なことは、完全に悪いことなど、この世にはないということでしょう。ガンでさえ百%の悪ではない。それを知って、わたしは以前より上質な人間になりました。わたしはいままでにない勇気と目的を与えられたのです。けれど、誰もがわたしと同じ経験をする必要はありません。片足を失ったり、重い病気にかかったりしてようやく自分がどんな人間なのかをじっくりと探る必要はないのです。いますぐにでもスタートすればいい。これは誰かの特権ではないのですから」

中略

彼の死から三日後、あるジャーナリストがこう書いている。「テリー・フォックスのレースは終わった。彼はついに完走することはなかった。わたしたちもまた同じだ。完走することなど誰にもできはしない。大切なのは走ること。ゴールを設定すること。途中でやめないこと。決してあきらめないこと。一生懸命、まっすぐな気持ちで走りつづけること。人間の尊厳のかぎりをかけて走ること。忘れてはならないのは、走ることによろこびを感じること。そして人生の冷酷さに泣くのと同じくらい、人生の不条理を笑い飛ばすこと」

この2つの文章にグッときた僕は、原書ではどんな風に書かれているのか興味を持ち、
” NATURAL BORN WINNERS ” Robin Siegerを購入して調べてみた。

‘I guess that one of the most important things I’ve learned is that nothing is ever completely bad. Even cancer. It made me a better person. It has given me courage and a sense of purpose that I never had before. But you don’t have to do like I did – wait until you lose a leg or get some awful disease – before you take the time to find out what kind of stuff you’re really made of. You can start now. Anybody can.’

中略

Three days after his death a journalist wrote, ‘Terry Fox’s race is over. In fact, he never finished the course; none of us ever do. What is important is the running. What is important is to set goals. What is important is not to quit, not ever. What is important is to run well and honestly, with as much human grace as possible – not forgetting, too, to take joy in the running, to laugh at life’s absurdities as well as weep at its cruelties.’

いいですね。何度も読み返したくなりますよね。

テリー・フォックスは、22歳で亡くなっているけど、
調べてみると僕と同じ年の生まれなんです。
自分の22歳の時との差に愕然としてしまうけど、
教えられることがたくさんありますね。

彼の言う “ You can start now. Anybody can. ” で頑張りましょう!

テリーフォックス財団のサイト
http://www.terryfox.org/







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