英語はインドに学べ(4)

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インドでの腹痛と下痢

インドで仕事を始めて少し慣れた頃に、我々メンバーの3人が3人共 酷い腹痛と下痢になった。
僕は、そんな状態のままインドを飛行機で廻り、顧客開拓に付き合わされた。
その中で、とある大学のインド人教授が
「日本料理は素材で勝負する料理だから、美味しいと思ったらたくさん食べてもいいけど、インド料理はスパイスで勝負する料理だから、慣れるまでたくさん食べない方がいい」
と日本語でアドバイスしてくれた。
ちなみにこの先生は日本の大学に勤めていた方でした。

、、、しかし、その話を聞き終わるや「ちょっと失礼、トイレ貸してください」状態の僕でありました。

この状態が2・3日続き、持参の薬では歯が立たないと悟った僕たちは、インドの病院へ行ったのでした。

もちろんインドの先生に診てもらうので、急遽 下痢やオシッコとかの専門用語(?) を覚えて受診したのであった。
ちなみに下痢はdiarrhea、オシッコはurineです。

先生は、「アー大丈夫、これはアメーバー性赤痢ね。この薬飲んで十分水分取れば治るよ」とおっしゃったようでした。
確かに下痢はピタリと止まったが、ついでに食欲もピタリと止まって1週間 水分しか取らなかった。でも、みんな完治したのでした。

ちなみに、海外で日本人だけコレラになったことがニュースになるように、弱いのは日本人だけかと思えばそうではないんですね。
先日ブログで紹介したチャップリンの殺人狂時代でも、チャップリンが知り合いに見つかりそうになり急にかがみこんで隠れるシーンで、

Oh, what’s wrong? Are you ill?
Cramps. They attack me over since India.

というセリフがあるのだ。うーんインドは腹痛の本場なのだろうか?

ちなみに病気の原因は水のようです。インドに行く時は水には十分注意しましょう。
あと、やしの実にストローさして飲むジュースがありますが、あれにもやられた仲間がいるのでご注意を。
ただ、一度この手の洗礼を受けると、体はちゃんと学習してその後はひどい下痢をすることはなくなりました。
やはり 一度は洗礼を受けなければならない のかも知れませんね。







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