英語はインドに学べ(1)

英語を話すにはインド流がいいと思う。Image059
僕も含めて多くの日本人は、間違えると恥ずかしい、、、正しい言い方はなんだったか、、、日本人的発音でカッコ悪い、、、等々考えすぎて言葉がでない。
ましてや歳を重ねると、若い留学経験者らがペラペラ英語を話しているのを見たりすると余計だ。
日本は言葉が通じて当たり前の世界だから、通じる前提で物事を考えている。

だけどインドでこんなことがあった。
僕の付き合っているインドの仲間は、いわゆる南インドの人たちなんです。チェンナイ(昔でいうマドラス)の人たちはタミル語を母語としています。
インドでは学校に上がると授業は英語でおこなわれるので、公式な場は英語を話すのです。
しかし中には貧しく学校に行けなかった人も当然いて、その人たちは英語を苦手としています。

そのタミル語を母語とした僕の仲間と北部のニューデリーに行った時のこと。
ニューデリーはヒンディー語が母語なのだ。

そのインド人の仲間とタクシーを降りる時に彼がなかなかタクシーから出てこない。
「どうしたの?」と僕
「いやー言葉が通じなくて困ったんだよ」とインドの彼

そのタクシードライバーの母語はたぶんヒンディー語で、英語が話せなかったのだと思う。
同じインド人でも言葉が通じない。それよりその時このつたない英語しか話せない日本人(僕の事です)とインド人の方が言葉が通じている!?のに驚いた。

言葉が通じないなんて当たり前、言葉が通じないのを恐れすぎちゃいかんのだと思います。







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