Enhanced Fujita Scale

IMGP7004

藤田スケール

CNN STUDENT NEWS May12,2015では、

竜巻で大きな被害が出たことを報道していたが、その中で竜巻の強さを示すEFスケールの説明があった。
Enhanced Fujita Scaleと言っているが、Fujita Scaleの改善版のようだ。
Fujita? 日本人の名前?

気象庁のホームページでも、竜巻の強さについて藤田スケールの説明がある。

以下気象庁ホームページからの引用

藤田(F)スケールとは
竜巻などの激しい突風をもたらす現象は水平規模が小さく、既存の風速計から風速の実測値を得ることは困難です。このため、1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士により、竜巻やダウンバーストなどの突風により発生した被害の状況から風速を大まかに推定する藤田スケール(Fスケール)が考案されました。
被害が大きいほどFの値が大きく、風速が大きかったことを示します。日本ではこれまでF4以上の竜巻は観測されていません。

Fujita ScaleとEnhanced Fujita Scaleとの差は定義されている風速だけの違いの様だ。
ウキベディアでは、藤田先生について以下の様に説明している。

藤田 哲也(ふじた てつや、英: Tetsuya Theodore “Ted” Fujita、1920年10月23日 – 1998年11月19日)は、アメリカ合衆国の気象学者。出身地は日本の福岡県である。ダウンバースト(下降噴流)とトルネード(竜巻)の研究における世界的権威として知られ、その優れた業績から Mr. Tornado(ミスター・トルネード)、Dr. Tornado(竜巻博士)とも称された。

竜巻なんて縁がないことと思っていたが、こんなところに日本出身の偉大な先輩がいたんですね。

このニュースの被害の映像はまるで津波の後のよう。
地震のないアメリカだと怖いものは、竜巻・カミナリ・火事・オヤジなのかも知れません。







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