50代から学ぶ英会話

英語を話してありがとう

英語を話してありがとう

僕の仕事の仲間は、まあ英会話が達者な人が多いんです。
ですから、50近くになって英会話を始めた僕としては、いつもなんかこう劣等感があるんですね。

特に最近仲間に加わった若い同僚たちは、よく聞くと親と共に海外で過ごしたことのあるいわゆる帰国子女なんですな。
そういった人たちと仕事をしていると、「いつまでも上手く話せない自分が、ちょっと情けない」感じが常につきまとっているんです。

ところが先日の事です。
白内障の目薬(老人性白内障の進行を遅らせる目薬・・・これもちょっと情けない)をもらいに眼科に行きました。

埼玉の片田舎の平日の午前中、お年寄り(自分もその一員ですけど、、、)が20人近く診察を待っていました。
その中で珍しく外国の方がおりました。

初診だったのでしょか、係のお兄さんが診察の為の質問をする時のことです。
日本語が通じないんですね。

困ったそのお兄さんが、
「誰か英語話せる人いませんか?!」
と待合室にいる人たちに呼び掛けました。

まあ、東京じゃあり得ない光景のように思えますけど、ここは埼玉の片田舎ですからねぇ
・・・待合室にいる人たちも誰も答えようとしません。

僕の英語力でいいのだろうか?という多少の躊躇はあったのですが、僕が英語を話すことになりました。

質問内容ですが、
・目の具合はどうですか?
・いつからその症状になりましたか?
・内臓疾患や現在治療している病気はありますか?
・アレルギーはありますか?
とまあそんな感じですね。

ぶっつけ本番でしたので、あまりカッコよく話せなかったけど、何とかコミュニケーション取れました。

さてここでは、内容をちゃんと調べ直してみましょう。
僕等も逆のケースで、海外で病院にいって質問されることもあるかも知れません。

まずは、問診票に記入ですね。

Please fill out this questionnaire.

Please fill out the registration form.

日本語の問診票じゃわかんないから困ってるんだっけ、、、

じゃあ、どんな症状か聞きましょう。

How are you feeling today?

持病があるかを聞くのは、

Do you have any special illness or disease?

手術歴は?

Have you ever had any operation?

以前にも症状があったか確認ですね。

Have you had this problem before?

アレルギーの質問ですけど、発音注意ですね。

Do you have any drug allergies?

さて、そんな少しの英語のアシストをして、病院の支払を済ませた帰り際。

さっきの係のお兄さんが僕のところにやって来て、
「今日はありがとうございました」
とお礼を言ってくれました。

うーん、英語を話して「ありがとう」と言われたのは、、、多分初めてです。
ヘタクソな英語でも役に立つこともあるもんだ。

お互い頑張りましょう。

それではまた
See you next time!