50代から学ぶ英会話

付加疑問文

付加疑問文

英会話を習い始めた頃は、最初は自分の言いたいことだけに集中して何とか話をしますね。
まあ、僕の場合は今でもそうだけどねぇ・・・

でも、会話ですから相手がどう考えているのかを確認する必要が出てきますよね。
疑問文でいちいち尋ねるのではなくて、相手の同意を求めながら自分の話をする場面は多くあると思います。

「~ですよね。」

的な表現をするわけですけど、学校では付加疑問文を遠い昔習いました。

しかしですよ。ビジネスの場面ではそういった時には、ほとんどの人が、

「right?」

と文の最後に right をつけて確認しますね。

ロングマン英和辞典にもこんな例文が載っています。

He’s the drummer in the band, right?
彼はそのバンドのドラマーなんでしょ?

Your name is Stephen, right?
名前はスティーブンですね

たった一言right?を文末につけて話せばいいので、これは便利です。
相手に同意や確認を求めながら話をすると、会話の幅が広がるのは間違いなし。

とは言うものの、学校で習った付加疑問文を使えるようになるともっとフレンドリーな感じが出てきて、一歩英会話のレベルが進むような気がします。

ということで、勉強もかねてちょっとまとめてみました。

・肯定文には否定の付加疑問
・否定文には肯定の付加疑問
が基本。

ロイヤル英文法の例文は、

“I’m right, aren’t I?” “Yes, you certainly are.”
「私は正しいですよね」 「うん、たしかに」

なんて書かれていますけど、

I’m right, right? だとちょっとねぇ・・・ですよね。

やっぱり付加疑問文は押さえておきましょうか。

付加疑問文って何となくカジュアルな感じがするけど、ロイヤル英文法には「改まった言い方」の文例が出ていました。

I am the president of this company, am I not?
「私はこの会社の社長ではないのかね」

うーん、こんな風にあなたの会社の社長に聞かれたらどう答えますか?

僕の回答例は、
日本語編
「申し訳ございません」
英語編
「Definitely yes, you are, sir.」
・・・
現実の厳しさで頭の中がいっぱいになってしまう例文でしたが、気を取り直して付加疑問文のまとめをしましょう。

助動詞を含む場合は、最後に助動詞を付ければよろしい。

“You wouldn’t tell anyone, would you?” “I’d never do that”
「君はだれにも言わないよね」 「決して」

なんか使えそうなフレーズじゃないですか?

最後にLet’sの場合。

Let’s wait a little longer, shall we?
「もう少し待ってみないか?」

Let’sにはshallでしたね。
こんな表現も使えそうですね。

付加疑問文をマスターして、お互い一皮むけましょうか?

それじゃまた次回!
See you next time!