百歳まで生きる
先日、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
本の帯には「読者が選ぶビジネス書グランプリ2017」の総合グランプリ受賞などと書かれているから、お読みになられた方も多いかも知れない。
内容は、これからますます長寿社会になり、従来の「教育⇒仕事⇒引退」の人生スタイルが変化してゆくことが書かれている。
確かに、“ 学校を出て・就職して・引退し年金生活を送る ”ことが「人生100年時代」には当てはまらない気がしますね。
うーん、、、現在50代の僕等には、100歳までは生きられないよね、、、というのが本音じゃないですか?
でもLIFE SHIFTの中に書かれているように、2007年に日本で生まれた子供は107歳まで生きる確率が50%あるらしい。
これって、2007年以降に日本に生まれた子供たちの半分は、107歳まで生きるってことですよね。
ということは、僕はそんなに長生きしないなどと思っていても、結果として長生きしちゃうのが現実なのかも知れません。
ただ、長生きにも種類があって、健康に長生きする事を目指したいところです。
ちょっと古いけど、文藝春秋 2016年 06 月号
百寿を達成する12の条件について、広瀬 信義医師の記事が掲載されていましたのでポイントを引用しましょう。
食事については、
一般的なイメージでは、高齢になるほど食べる量が減り、魚や野菜が中心の淡白な食事になる、と考えられています。しかし実際の百寿者は、他人が想像する以上に食欲旺盛で、しっかり食べている方が多いようです。
「しっかり食べる」「風邪をひかない」。百歳まで生きる人の共通点はこの二つだと私は考えています。
なるほど、確かに年配で元気の方は健啖家が多いかも知れませんね。
ただ「腹八分目まで食べる」のが大事とのこと、食べすぎはいけませんね。
運動については、
特に男性の百寿者には、独自の体操やトレーニングを考案して日課にしている人が目立ちます。
自分に合った運動を習慣付けるのが大切なんですね。
なかなか日課にできないのは、英会話学習と同じですけど、、、
また、百歳の人は幸せか?について、
調査のなかで私が実感するのは、百寿者は“ 幸せ感 ”が高いということです。「いまの生活はいかがですか?」という質問には、大半の人が「とても幸せです」と答えます。自分の人生を振り返る場合もポジティブに語ります。調査に立ち会った家族は「年をとると、こんなに幸せになるんですね」と驚くことも多いのです。
へぇ~、幸せ感が高齢になると増すんですか、、、
それじゃ長生きするように頑張るしかありませんね。
先日のCNN 10 – September 14, 2017でも、GUPTA先生の「Living to 100」が取り上げられていました。
「椅子に長く座っていると早死にする」という論文が発表されたらしいのです。
One of the big concern is something known as DVT, deep venous thrombosis. Think of these clots that are forming in the deep veins of your legs, the blood is just not moving very well. There’s where the clots start to form. That can be painful to your leg.
- concern:懸念、心配
DVT:deep vein thrombosis、深部静脈血栓症
clot:凝血塊、血餅
form:形成する、生じる
vein:静脈
長く座っていると、血栓ができそのために痛みやむくみ、ひどい場合は肺に血栓が流れ死に至ることもあるらしい・・・いわゆるエコノミー症候群ですね。
Your best bet if you’re forced to sit is to try and get the blood moving. Simply moving some exercise of your legs, spinning your feet around to actually get the blood flowing. Make sure to drink plenty of water. And if you can, get up and walk around.
That’s your best bet to live to a hundred.
- bet:取るべき道
be forced to:余儀なくされる
どうしても座っていなきゃならない時は、とにかく血を流すことを意識して、足や関節を動かすことが大事という訳ですね。
それから水分補給を忘れずに。
日本はある意味、長寿を実現する環境は整っているともいえますよね。
椅子にふんぞり返っている生活から脱却し、健康で長生きを目指しましょう。
ということでまた次回!
See you next time!