日本の朝食を英語で

日本の朝食を英語で

息子が夏休みに又インドネシアへ行くという。
彼は高校二年生の時に、知り合いのインドネシア人の留学生のお宅に二週間程お世話になったことがある。
いわゆる居候である。

向うのお宅は大変なのだ。
訳の分からない日本人の若者が二週間も家でブラブラされるのだからねぇ

そこで今回はせめて一週間に短縮し、お邪魔することに、、、
先日そんな彼等(息子とインドネシアの留学生君)を成田まで見送りに行きました。
チェックインまで時間があったので、成田空港内の本屋さんをのぞいてみると、日本を紹介する英語の本がありました。

これってあまり街の本屋さんでは見かけないので、やっぱり外国人のお土産向けなのでしょう。
僕は外国人でないけど、面白そうな本があったので一冊購入しました。

My Awesome Japan Adventure という題名で、副題に

A DIARY ABOUT THE BEST 4 MONTHS EVER!

とあります。
THE BEST 4 MONTHS EVER だから、今までに最高の4ヶ月を日本で過ごしたの???

ホント?

と思ってしまう僕ですが、中身は色々日本の事が紹介されているのだ。
日本の事を海外の人がどう体験したのか を知るのは興味がわきますな、、、

パラパラとページをめくると
「JAPANESE BREAKFAST」の所に朝食のイラストが。
ごはん、味噌汁、漬物、サケの塩焼き、サラダ
なのである。
うちの朝食より豪華やんけ、、、と思いつつ英文を見るとこんな風に書いてある。

Today is Saturday, so we all had breakfast together. Mrs. M. made a big Japanese-style breakfast
The only thing I recognized was the salad (for breakfast?) but I decided to try everything.

何だか分かるのはサラダだけ・・・そうだよね「のり」や「味噌汁」は見たことないだろうなぁ
でもですよ。カッコに書かれた for breakfast? を日本風に言うと
「えぇ?朝ごはんにサラダ食べるの?」
ですよね。

うーんサラダの食べ方は、国によって違うようですなぁ
東洋系では食前に食べるのがよろしいとされているけど、イタリアなんかでは食後に近いような、、、

朝からサラダ食べてどこが悪いんじゃ! と呟いたところで次を見てみましょう。

The word here is SALTY! The soup, fish, seaweed and pickles were all way salty.
I was surprised because at home breakfast foods are mostly sweet.

おっしゃる通り、日本食はしょっぱいでしょう。決してsweetでもspicyでもないです。
和食の一番の弱点は塩分が多い事でしょう。
高血圧な貴方、気をつけましょうね。

さて次は「MAKE ONIGIRI」のページ

Onigiri are balls of salted sticky rice about the size of a tennis ball. They are usually wrapped in crispy seaweed and have different fillings.

  • sticky:ねばねばする
    crispy:パリッとした
    seaweed:海藻(ここでは海苔)
    filling:詰め物

パリッとした海苔で包まれ、中身は色々なおにぎりですけど、おにぎりもグローバル化すれば、中身のバリエーションンも増えそうですねぇ

さて、、、こんな本を買って、息子たちを見送った僕は、成田空港を後にして一路津軽へ。
何と言っても夏休みですから。

ところで津軽の金木という街、太宰治の生家・斜陽館があるところですけど、その町から十三湖に向かい北上した通りにあるスーパーのおにぎり・・・
fillings はすじこ・たらこ・サケ・梅どれでも1個120円。
そう、、、どれも同じ値段なんです。
大きさはコンビニで売っているおにぎりの約二倍。

スーパーでにぎりたてのおにぎりを買い、十三湖のほとりで風に吹かれながら食べた120円の筋子のおにぎりの美味しさ!

もし近くを通ったら、スーパーストア・中里ショッピングタウンベル店の筋子のおにぎりにトライしたらいかがでしょう?
120円で最高に幸せな気分になれますよ。

それでは又!
See you next time!




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