結婚式のスピーチ

結婚式のスピーチ

6月は結婚式シーズンですね。
ジューンブライドなんて言いますけど、英語だとJune bride
「6月に結婚すると花嫁は幸せになる」ってことでしょうけど、梅雨空が気になりますよね。

先週末、僕の若き後輩が結婚式を挙げたんですけど、最高の天気でホント良かったです。
ジューンブライドなら6月前半ですね。日本では。

さてそんな最高の天気の中での結婚式だったんですが、何と僕は主賓のスピーチを頼まれました。
今まで、司会・友人スピーチ・乾杯の音頭 は経験していましたが、、、主賓のスピーチは初めてです。

結婚式のスピーチというと、日本の場合には決まり文句から入りますね。
「**君**さんご結婚おめでとうございます。
ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。」
みたいな感じでしょう。

導入部はいいですけど、今回は主賓という事もあり結構悩んで話す内容を決めました。
やっぱり大事なのは「自分の言葉で話すことかな~」と思いましたけど、まあ何とかなりました。

実は、今回の結婚式の新郎新婦は共に帰国子女でしたので、ご両親も英語圏で生活していた経験をお持ちでした。
また列席していた多くの方たちも、海外で新郎新婦と一緒だった人ばかり、、、
まあホント、グローバル化が進んでるんですなぁ

ですから、参加された多くの人は英語ペラペラなのでしょう。僕の後輩の新郎はもちろん英語ペラペラです。

こりゃ、これからますますグローバル化が進んでくると、英語でスピーチする機会も増えてくるかもしれませんね。

英語の結婚式のスピーチは?と思って少し調べてみました。

日本と違い、スピーチをするのは主賓でなく

・花嫁の父  father of the bride
・新郎  groom
・ベストマン(花婿付添役)best man
・花嫁付添役  maid of honor

と友人みたいですね。
日本だと花嫁の父が最後の挨拶になる訳ですけど、西洋は花嫁の父ですか、、、

また聞き慣れないベストマン best man というのは、
Wikipediaによると

A groomsman (North America), or usher (British Isles) is one of the male attendants to the groom in a wedding ceremony. Usually, the groom selects close friends and relatives to serve as groomsmen, and it is considered an honor to be selected. From his groomsmen, the groom usually chooses one to serve as best man.

groomsman というのが、花婿のお世話役で、普通はその中の一人が光栄な best man として選ばれるという事なんですね。
ですからbest man は名誉ある役割であり、スピーチもしなければならないのでしょう。

Wedding ideas というサイトに
4 of the best wedding speeches ever という記事があるのを発見しました。
それぞれのスピーチに対して動画があり、どれも見るだけでも楽しいですよ。

日本の主賓とはだいぶ違うけれど、best man のスピーチに対して、
How to write a best man’s speech なる記事があったのでチェックしてみましょう。
記事の最初に以下のような紹介があります。

Even the most talented public speaker can get nervous about giving the best man’s speech at a wedding.

話の上手な人でさえ、披露宴のベストマンスピーチは緊張するものですか、、、日本だと仲人・主賓のスピーチと状況はおなじですねぇ

Being the best man is one of the biggest honors you can receive at a wedding, and you’re expected to give a speech that respects that honor, makes the crowd laugh and cry, and pays tribute to the special couple on the most important day of their lives.

名誉あり、素晴らしい話を期待されるわけですが、、、make the crowd laugh and cry ですから大変ですね。ジョークあり涙ありの話はそう簡単じゃありません。

The important thing to do when making a best man’s speech is to thank people for being there, describe your connection to the groom, and to make people laugh while avoiding any cringe-inducing comments.

  • cringe-inducing:身の縮むような

大切なのは、列席している人に感謝し新郎と自分との関係を語る事、、、西洋でも度を越したジョークは避けなければなりませんね。

笑いあり涙ありの、こういう場面をいろいろ知っているから西洋の人は、public speaking が上手なのでしょうか?

その前にあがっちゃって話すのが大変と思うのが人情というもの。
そんな時は、僕の以前のブログ public speaking の記事を参考にしてみてくださいな。

それでは、また次回!
See you next time!




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