50代から学ぶ英会話

ファーストネームの呼びかけ

ファーストネームの呼びかけ

欧米では「ファーストネームで呼び合う仲」みたいな事を言われますね。
「Mr.やMrs.に苗字」でなく名前で呼び合う間柄です。
かつて、レーガン大統領と中曽根総理大臣は、「ロン・ヤス」の関係なんて言われていた時期がありました。
レーガン大統領は、Ronald Wilson Reaganで「ロン」、中曽根総理は中曽根 康弘で「ヤス」・・・

「ロン・ヤスだから仲がいいんだぞ・・・どうだ!」って感じをアピールしていましたね。

中曽根さんは、レーガン大統領に
「Please call me Yasu.」
なんて話したんでしょうか?

欧米では、ファーストネームで呼び合う仲になることが、親しさの象徴みたいなところがあると思いますけど、、、

実は僕にはすごく違和感あるんです。

僕をファーストネームで呼び捨てるのは、母と兄だけです。
今では世界でたった2人だけになってしまいました。
その人以外に、名前で呼びかけられるのには違和感ありますねぇ

皆さんはいかがですか?

相手の国にいる時には、そんな事を言ってちゃイカンのかも知れませんけど、少なくとも日本では、「***さん」と呼ばれるのがフツーじゃないですか?
なので、僕のお付き合いをしている海外の方々は、皆「*** san」と僕を呼びますね。

ただ一度驚いたのは、海外でプレゼンをしたとき「Good job! Hiroshi!」とさりげなく呼びかけられた事があります。
アメリカ企業の方でしたけど、その方とは名刺交換して1~2度食事をした位で特別親密な関係ではありませんでしたから、
「何で僕の名前を知っとるの?」
とビックリしました。

アメリカのお偉いさんは、相手の名前をしっかり覚えようと努力してるんだな~
と痛感しましたし、その時はファーストネームで呼ばれるのも悪い気はしませんでした。

ですから名前の呼びかけは、僕の様に意固地にならず、相手の事を思って呼びかけることがとても大事なんですね。

メールの結び

さてメールではどうでしょうか?
メールの結びに、
Regards, やBest regards, Sincerely yours, なんて書きますけど、使い分けはどうなんでしょう?

僕は単純に、ビジネスだとBest regards, が無難かなぁと思って使っていました。
でも調べてみると、

Dear Mr.***, とかDear Sir / Madam, といったフォーマルな呼称を使ったメールであれば、Yours sincerely, あるいは、Sincerely yours, といったフォーマルな結びがよいとのこと。
逆に、Dear Yasu, とかHello Ron, あるいはHi Hiroshi, みたいにファーストネームで呼びかける相手には、Best regards, Regards, All the best, Best, といったカジュアルなものがふさわしい様です。

そうですか、、、またまた勘違いしておりました、、、今後気を付けます。
いずれにしても、
「相手は、こちらが思っている以上に呼びかけられ方を気にしている」と思って対処する事がポイントですね。

それでは!
See you next time!