比較する相手
英会話をコツコツ学習している自分がいます。
英会話は、そう短時間で習得できるものではありません。
でも、ちょっと前まで英語なんて話せなかった後輩が、なんとペラペラ話している。
あーん、やんなっちゃいますね。
「あいつは、若いからな～」
「彼は、元々優秀なんだよ」
などと言って自分の不甲斐なさを嘆いたりしませんか？
人間のモチベーションは、他人との比較によって随分左右されるものですよね。
人よりちょっと上手くいくと
「僕は上手いもんね」
と内心すぐに調子にのる。
1年も2年も努力しても上手くいかないものを、さりげなく半年でこなす奴を見ると、努力を止めたくなる。
まあそれが自然でしょう。
人間と言うものは、他人と比較することで自分を評価する動物ですから。
でも英語学習は、時間がかかるし他人と比較も難しいので、過去の自分との比較をするのが良いと思いますよ。
「以前は、海外で料理を頼むのにも四苦八苦していた」
けど、
「最近では料理の内容について、質問したり感想を言ったりできるようになった」
なんていいじゃないですか♪
「今日は、こんな惨めな結果だった、、、もうやめた」
と思ったら、
「昨日の自分だったらどうだったのか？」
と考えるといいんじゃないかな、、、
昨日の自分も同じレベルだったでしょ。
だからそんなに落ち込む必要はありません。
さて 比較することの話題でしたが、
アメリカの作家のヘンリー・デイヴィッド・ソローも
「自分を知ることが難しい」ことを、比較表現 as～as を使ってこんな風に言っております。
It is as hard to see one’s self as to look backwards without turning around.
Henry David Thoreau
US Transcendentalist author (1817 – 1862)
「後ろを振り返らずに後ろを見る事と同じくらい、自分を知るのは難しい」
ですよね。
だから他人と比較して自分の位置を知ろうとする訳だ。
でも英語学習では、人と比較してばかりではいけませんね。
そして自分を知る事ばかりにとらわれ過ぎないでいきましょう。
最後にこんなソローの名言はいかがですか？
Life isn’t about finding yourself; it’s about creating yourself. So live the life you imagined.
Henry David Thoreau
US Transcendentalist author (1817 – 1862)
- 人生は、あなた自身を見つけることではなく、自分を創造することなのだ。
だから、思い描いた人生を生きたらいい。
それではまた次回！
See you next time!
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