50代から学ぶ英会話

残された時間

残された時間

50代後半になると、若い頃には遠い存在であった老後への不安が気になりだします。
若い頃は永遠に続くと思っていた自分の存在が、幾分怪しくなってくる。
目は見えなくなり、髪はなくなりつつある。
手のひらが乾いてスーパーの袋を開けない。
以前は、一度覚えた人の名前を忘れなかったけれど、最近では名前が出てこない。

そんな経験をしていると、残された時間が少なくなってきたと実感しますね~

残された時間が少ないと感じた時、人間はどう行動するのでしょうか?
僕の場合は、飲み放題の宴会と同じです。
「お飲物のラストオーダーです」
等と言われると、
今飲んでいるものを一気に飲み干し、次の飲み物を頼みます、、、?
・・・
だからと言って、最初から一気に飲み物を飲んでいると倒れてしまいますよね。
だから凡人には、中年になってから危機感を抱くのが、丁度いいのかもしれませんね。

凡人でない、若くして事を成した人たちはどうでしょう?
誰よりも、人生が有限であることを 認識しているのかも知れません。

ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉には、
「いつかは死ぬのだから」
という言葉があります。

いつかは死ぬのだから

死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。
いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。
時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。
嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。

若い頃は、こういう言葉を聞いても、
「頭では分かるけど実感が伴わない」
僕でした。
でもこの歳になったら、
「終わりがあるから値打ちがある」
と思うと少し気が楽になるような気がします。

スティーブ・ジョブズの名言

あのスティーブ・ジョブズは、こんな風に語っていますよ。

When I was 17, I read a quote that went something like: ‘If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.’ It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: ‘If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?’ And whenever the answer has been ‘no’ for too many days in a row, I know I need to change something.

うーん、、、17歳の時に僕がもし、、、

If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.

みたいな言葉に出会ったら、、、
「ずーっと先の事だよね。だってやっと目覚めたばかりだもん」
と感じたのでしょうか?
その前に英語が分かりませんでしたね、、、
・・・
日本語だったとしても、記憶の断片にも残っていなかったかもしれません。

とは言え、過去のことばかりに囚われていてはイカンですね。
残された時は少ないですからね。
僕の好きなガンジーの名言を引用して、今回は終わりにしましょう。

Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.





にほんブログ村
ブログランキング参戦中!
いつも訪問ありがとうございます!