50代から学ぶ英会話

食事の話 日本酒

日本酒

このところ2週にわたりヨーロッパのお客さんと食事をする機会があった。
一組はドイツ、もう一組はイタリアの人たちなんだけど、和食はとても気に入っている様子なのだ。
寿司は当然人気があって、むこうでも食べる機会がある。
でも、日本酒はそれ程飲み慣れてはないらしく、初めて飲むという人も結構いたのだ。
中にはかなり気に入って、帰りの空港で買って帰ると言い出す人もいたのであります。

じゃあ、日本酒について多少は英語で語れるようにしないといけないなと思いながら、
いつも一緒に飲んで
「あー、これライスワインね。魚の料理には一番合うと思うよ」
程度の話をして終わってしまう。

と言うことで、日本酒について少しは話せるように整理してみました。

・酒の原料は、米・麹
・日本酒は醸造酒
・精米歩合は、元の米の表面を磨いた(削り落とした)割合
・米を磨くほど、雑味がなくフルーティーな香りがするといわれている
・コメの表面はタンパク質や脂質が含まれ、内部はデンプン
・吟醸酒の精米歩合は60%以下、大吟醸は50%以下
・日本酒を造るには2つの菌が必要
・麹でデンプンを糖質に変える
・酵母が糖質からアルコール成分を生み出す
・杜氏さんが酒造りのリーダー
・洞爺湖サミットでは乾杯に日本酒が採用された

あたりを説明できれば、先ずは興味を持ってもらえるのでは?

・酒の原料 ingredient of sake
・醸造酒 fermented alcoholic beverage (ちなみに蒸留酒は、distilled alcoholic beverage)
・精米歩合 rice milling ratio
・香り aroma
・コメの表面 outer layer
・タンパク質 protein
・脂質 fat
・デンプン starch
・菌 mold
・デンプンを糖質に変える turn starch into sugar
・酵母 yeast
・杜氏 brewer(brew 醸造する)

ちなみに洞爺湖サミットの乾杯に使われた酒は、静岡の磯自慢の大吟醸酒とのこと。
僕も何度かこの焼津の磯自慢を買いに蔵元まで行ったけど、すぐ売れてしまっていて なかなか手に入らない状態でした。

まあ次回は、少し日本酒に関して語れるようにしておこう。
二日酔い(hangover)にならない程度に、、、