日本語と英語の違いを知る
外国語を学ぶ上で当たり前のことかもしれないが、外国語と日本語の違いを知ることは大事なことかもしれない。
我々は日本で生活し日本語を話しているが、我々が今学ぼうとしている英語は、日本から9300kmも離れた国イギリスで生まれ育った言葉なのだ。
そう まったく違う言葉であり、対極のモノともいえると思う。
言語の違いは、距離に比例する というのは当然といえば当然で、近ければ訛りや方言ですむけれど、遠くなれば言語の構造も単語もすべて違ってくる。
英語は中学校で習ったり、色々なメディアで英語の表現が使われているので、身近な感じを受けるけれど、日本語とはとても離れた言葉とまずは認識しておこう。
じゃあ何が問題なんだろうか?
僕が感じるところでは、
- 英語は言葉の順序がとても大切
- 英語は主語をきちんと表現する
この2点をしっかり意識することが重要だと思う。
それだけでも英語力向上に役立つに違いない。
言葉が通じるか否かと言うレベルでは、日本語は言葉の順序が違っても意味が分かることがほとんどだ。
しかし英語は違う。
言葉の順序が違うとまったく意味は通じない。
また、主語に関しては、
デビッド・バーカー著 英語じょうずになる事典
日本語の「私は…」は英語に直訳できない場合がかなりあります。日本語では、例えば家から学校まで遠かった人が「私は通学するのが大変だった」と言ったりします。私たち日本語が母語でない人にとっては、「私」も「通学」も一応「大変だった」の主語に見えます。日本人はもしかしたらどちらが主語なのかはっきり意識していないのではないでしょうか。
と書かれているように、日本語の主語に対する感覚とかなりのズレがあると思う。
英語は基本的に主語から話さなくてはいけないから、その点が日本人にとって英語を話す上でのつまずきの原因じゃないだろうか?
この2点だけでもしっかり意識して英語学習に取り組むのがいいと思う。