50代から学ぶ英会話

Tsunami

津波は英語

あれは、10年ほど前のことだったと思う。
スマトラ沖地震で発生した津波が、インド東海岸にも到達し被害を及ぼした少しあとのことだった。
僕が出張したインドのチェンナイも東海岸の街だったので、大きな被害があったようだ。
深夜でも蒸し暑い空港からホテルへのピックアップの車の中で、
「津波は大丈夫だったの?」
「津波で多くの人が死んだ」
等と英語が流暢な同僚が運転手と話していた。
津波は英語として通じるのか、、、とその時少し驚いたことを覚えている。

先月のNHK実践ビジネス英語のビニエットの中で

Tsunami is used in all sorts of contexts, like when people talk about a “financial tsunami.”

という場面があり、杉田先生の”今回のビニエットから”では、

financial tsunamiは「金融危機」のことです。tsunamiの形容詞形のtsunamicも英語の辞書に載っています。

と書かれている。
うーんやっぱり津波は英語かーなどと思っていたらCNN STUDENT NEWS のApril 30 2015では、ベトナム戦争のヘリコプターによる避難活動の映像があった。
その中で当時救援活動したパイロット等の発言で

It was absolute chaos.
All your regulations went out the door that day.
There was tremendous confusion.
It was like a tsunami of people

と語っている。
確かに人が津波のように押し寄せる感覚に違いない。

tsunamiはもうすっかり日本を離れグローバル化してしまったようです。